みんな何色の車乗ってる? 「白・黒・グレー・シルバー」4大色に拮抗する色とは

それでもやっぱり世界じゃ4大色が人気です。

日本ではグレーより人気の「有彩色」が

 アメリカの自動車塗料メーカー、アクサルタコーティングシステムズが2023年1月、2022年版の「世界自動車人気色調査報告書」を発表しました。全世界ならびに地域別の自動車カラーの割合をまとめた同報告書は毎年発表されており、今回が70回目の節目です。

 全世界では、1位ホワイト34%、2位ブラック21%、3位グレー19%、4位シルバー8%の順に。日本においても、この「無彩色」4色は長年にわたり人気で、「有彩色」と比べリセールにおいても有利になると言われてきました。 しかし、シルバーに拮抗しているのが5位ブルーで、割合としては8%でシルバーと同等になっています。以下、6位レッド5%、7位ブラウン/ベージュ2%、8位グリーン1%、9位イエロー1%の順になりました。 なお、日本では3位シルバー10%、4位ブルー9%となっており、グレーは7%で5位。有彩色のなかでもブルーの人気が高まり、グレーの人気が落ちていた傾向がありましたが、グレーは2020年調査から1ポイントずつ順位を上げてきています。 とはいえ、世界的に見ると、無彩色4色は82%のシェアを占めます。2022年調査でも、多くの地域でホワイトが一番人気ですが、欧州だけはグレーの割合が非常に高く27%で1位です。アクサルタ社は、ホワイトやグレーのなどもバリエーションが広がり、多彩な色相を持つカラーが生まれてきていることなどを指摘しています。

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