JFL鈴鹿、三浦知良の期限付き移籍期間満了を発表「新天地での新たな挑戦を選択いたしました」

 日本フットボールリーグ(JFL)の鈴鹿ポイントゲッターズは16日、横浜FCから期限付き移籍加入していた元日本代表FW三浦知良の移籍期間満了を発表した。

 三浦は1967年2月26日生まれの現在55歳。これまでにヴェルディ川崎(現東京ヴェルディ)、京都パープルサンガ(現京都サンガF.C.)、ヴィッセル神戸といったJリーグのクラブだけでなく、サントス、ジェノア、クロアチア・ザグレブ、シドニーFCなど海外のクラブでもプレー。2005年7月に横浜FCへ移籍し、シドニーへの期限付き移籍後の2006年から横浜FCに所属している。

 2022シーズンは鈴鹿へと期限付き移籍。JFLの最年長得点記録を「55歳259日」に更新するなど、18試合出場で2得点を記録した。

 “キング・カズ”は発表に際し、鈴鹿のクラブ公式サイトを通じて次のようにコメントした。

「鈴鹿ポイントゲッターズの関係者、ファン、サポーター、スポンサーの皆様。このたび、私三浦知良は横浜FCからのレンタル移籍が満了したことをご報告させていただきます」

「初めてのJFL移籍ということもあり、何かと不慣れな自分を支え、共に競い合い、そして温かく見守ってくれたポイントゲッターズの選手、スタッフのみんなには感謝しかありません。みんなと共に戦い抜いたこの約1年間は大変充実したものであり、自分のサッカー人生にとっても大きな財産となりました」

「さらに、応援していただいた鈴鹿市を含む三重県の方々にも深く感謝申し上げます。練習場や公式戦にも遠くから大変多くの方々が来場してくださいました。また、試合会場ではホームもアウェイも関係なく日本中で大きな声援をいただきました。まさに選手冥利に尽きる思いで感激いたしました」

「特に鈴鹿市内においては行く先々で温かい言葉をかけていただきました。鈴鹿で新しい友人もたくさんできました。市内の小学校では生徒のみなさんとの触れ合いの時間をいただき、思い出深い経験になりました。関係各位に改めて御礼申し上げます」

「さて、私は新天地での新たな挑戦を選択いたしました。鈴鹿のみなさんからいただきました優しさを胸に精一杯頑張っていきます。みなさんにBOA SORTE!(ポルトガル語で幸あれ)」

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