
プレミアリーグ第20節が15日に行われ、チェルシーとクリスタル・パレスが対戦した。
直近の公式戦8試合で1勝1分6敗と低迷するチェルシー。負傷者が相次ぐなか、ブノワ・バジアシーレが先発でデビューを果たし、カーニー・チュクエメカも加入後初スタメンを飾った。
ボールを握るチェルシーは序盤に何度かクリスタル・パレスにチャンスを作られたものの、GKケパ・アリサバラガの好セーブも光って事なきを得る。前半の終わりには相手のゴールに近づく場面も増えるが、41分にコナー・ギャラガーのクロスに合わせたルイス・ホールのシュートはわずかに枠の右。得点は生まれず、スコアレスで折り返す。
ハーフタイムでは、シャフタールからの完全移籍加入が発表されたミハイロ・ムドリクがピッチに登場。チェルシーのユニフォームを着てウクライナの国旗を羽織い、『スタンフォード・ブリッジ』の観客に挨拶した。
64分、チェルシーがセットプレーの流れで待望の先制点を獲得する。左サイドからハキム・ツィエクが柔らかいクロスを送り、ボックス中央のカイ・ハフェルツが頭でゴール左に突き刺した。
終盤はクリスタル・パレスが人数をかけて押し込むものの、チェルシーがなんとか逃げ切りに成功。チェルシーは公式戦5試合ぶりの白星、クリスタル・パレスは公式戦3連敗となった。
次節、チェルシーは21日に敵地でリヴァプールと対戦。クリスタル・パレスは18日に第7節延期分でマンチェスター・Uをホームに迎える。
【スコア】
チェルシー 1-0 クリスタル・パレス
【得点者】
1-0 64分 カイ・ハフェルツ(チェルシー)