ムドリクに続いてまた勃発!? アメリカ代表MFムサを巡ってアーセナルとチェルシーが再び争奪戦の可能性

 シャフタールのウクライナ代表FWミハイロ・ムドリクを巡って、激しい争奪戦を繰り広げたアーセナルとチェルシー。この2クラブ間で、“また”争奪戦が勃発するようだ。15日、イギリスメディア『コートオフサイド』が報じている。

 同メディアによると、この両チームはバレンシアのアメリカ代表MFユヌス・ムサ獲得に興味を持っており、2023年夏の移籍市場で動く可能性があるとのこと。移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も、ムサがロンドンに帰還する可能性を示唆しており、想定される移籍金は4000万ユーロ(約56億円)と伝えている。

 また、同選手を巡っては、インテルも興味を示している。同メディアは、イングランド帰還ではなく、別のリーグで新たな挑戦に出るかもしれないと報じた。

 現在20歳のムサは、ガーナ出身の両親が旅行で訪れていた、アメリカ・ニューヨークで生まれた。その後、イタリアへ渡り、10歳の時にロンドンへと移住。アーセナルの下部組織で育った。2019年からはバレンシアでプレーしている。

 また、イングランド、アメリカ、ガーナ、イタリア、フランスと5つの国籍がある、稀有なバックグラウンドの持ち主。ユース年代では、10歳から育ったイングランドの代表としてプレーし、フル代表は生まれた地のアメリカを選択した。FIFAワールドカップカタール2022でも全4試合に出場し、評価を上げた。

 ムドリクに続き、偶然か必然か、またもやターゲットが被ってしまったアーセナルとチェルシー。行き先は赤と青、どちらのロンドンになるのか。あるいは…?

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