中島啓太が昨年のリベンジ成功 次なる目標は“松山先輩”

<ソニー・オープン・イン・ハワイ 3日目◇14日◇ワイアラエCC(米ハワイ州)◇7044ヤード・パー70>

中島啓太が昨年の屈辱を晴らした。46位タイで挑んだムービングデーで4バーディ・ボギーなしの「66」をマーク。トータル7アンダー・32位タイに浮上を果たした。

昨年は悔しい思いをした。5位タイの好位置で予選を通過。当時、アマチュアとしては7年ぶりに決勝の舞台に立ったが、3日目の「72」で失速した。「ボールを打つことや、アドレスすることが怖かった」と涙を流し、結果は41位と優勝争いに食い込むことができなかった。

プロとして挑んだ今年、リベンジに成功した。「きょうが(3日間で)一番良かった。しっかり自分の打ちたいところに打てた。昨年の第3ラウンドの逃げるようなショットはなかったですし、リベンジはできたと思う」と自画自賛の内容で上位入りへ望みをつないだ。

もちろん、反省材料はある。パットのスコアに対する貢献度を示すストロークスゲインド(SG)・パッティングは3日間で最低の-2.152。「途中で何か改善できるような感じじゃなかった。やっぱりリベンジ達成しても、きょうみたいにパッティングが悔しかったりとか、次の目標は常にくる。あしたはしっかり改善して、決め切れるように」。

最終日の目標は2桁アンダー。さらに、前を行く松山英樹の存在にも狙いを定める。「僕が(最終ホールで)5メートルくらいのイーグルパットを決めていれば、スコアが一緒だったんですけど。あしたは先輩のスコアを意識しながら、頑張りたい」とディフェンディングチャンピオンの背中を追いかけていく。

ショット全般のスコア貢献度を示すSG・オフ・ザ・ティは、3日間で全体3位の3.584。ドライビングディスタンスもこの日は338.4ヤードをマークするなど、ショット力は世界最高峰の舞台でも十分に通用している。課題とするパットを改善し、松山先輩とともに上位戦線へ打って出る。

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