チェルシー、アーセナルからムドリクを土壇場で強奪へ!…シャフタールと138億円で合意か

 シャフタールは14日、ウクライナ代表FWミハイロ・ムドリクの移籍についてチェルシーと合意に近づいている旨の声明を発表した。

 今季リーグ戦12試合で7ゴール7アシストと爆発的な活躍を見せる22歳のムドリクは、今冬の移籍市場での注目銘柄に。なかでも、選手本人と相思相愛の関係にあるとされたアーセナルへの移籍が有力視されており、13日には移籍金総額8000万ポンド(約126億円)ほどで合意に近づいていると報じられていた。

 しかしここにきて、事態は一変。かねてより動向を追っていたチェルシーが、ライバルのアーセナルを上回るオファーをシャフタールに提示し、一気に“ハイジャック”を成功させようとしているようだ。シャフタールは14日、公式SNSで以下のような声明を発表した。

「シャフタール会長のリナト・アクメトフとチェルシーの共同オーナーであるベダッド・エバリは今日、ミハイロ・ムドリクのチェルシーへの移籍について話し合いました。両者は同選手の移籍に関して、合意に非常に近づいています」

 また、移籍市場のスペシャリストであるファブリツィオ・ロマーノ氏によると、チェルシーは総額1億ユーロ(約138億円)のオファーですでにシャフタールと合意した模様。ムドリクは14日中にもロンドン入りし、15日にメディカルチェックと契約へのサインを行なった後、クリスタル・パレス戦を本拠地『スタンフォード・ブリッジ』で観戦する予定だとしている。また、ムドリクとチェルシーの契約は、2030年までの長期契約となるようだ。

 ポルトガル代表FWジョアン・フェリックスやフランス代表DFブノワ・バジアシーレなど、すでに今冬4人の補強を行なっているチェルシー。プレミアリーグでは10位と不調が続くなか、首位を走るライバルから“強奪”する形となりそうなムドリクの加入は、復活への起爆剤となるのだろうか。

externallinkコメント一覧

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)