残留目指すウルヴス、PSGからスペイン代表FWサラビアを獲得間近? 移籍金は約8億円+ボーナスか

 ウルヴァーハンプトンが、パリ・サンジェルマン(PSG)のスペイン代表FWパブロ・サラビア獲得に近づいているようだ。14日、移籍市場に詳しいイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が、自身のTwitterで伝えている。

 ロマーノ氏によると、サラビア獲得を巡ってすでにクラブ間、個人合意共に完了済みであるとのこと。ウルヴスがPSGに支払う移籍金は500万ポンド(約8億円)となる見込みで、ボーナスに応じて支払う移籍金は増える可能性もある。また、個人合意に関しては詳細な部分に言及はされなかったものの、サラビア側は全ての条件に同意したと報じている。数時間の内に、移籍に関する書類の作成が完成し、取引成立は間近であるようだ。

 現在30歳のサラビアは、レアル・マドリードのカスティージャ(下部組織)出身。2011年夏にヘタフェ、2016年夏にセビージャへと移籍。2019年夏にはPSGに移り、初の海外移籍。2021-22シーズンはスポルティングにローン移籍していた。今季からPSGに復帰し、日本ツアーでもプレーした。今季はリーグ・アンで途中出場が中心ながら、14試合でプレーしている。

 また、スペイン代表では2019年9月5日のEURO2020予選・ルーマニア代表戦にてデビュー。本大会でも5試合でプレーし、2ゴール2アシストと結果を残した。FIFAワールドカップカタール2022でもメンバーに選出され、決勝トーナメント1回戦のモロッコ代表戦ではPK戦要員として延長後半に投入されたものの、シュートは右ポストに嫌われ、そのままスペインは敗退。サラビアにとってはキャリア初のPK失敗だった。

 ウルヴスは現状19位で降格圏に沈んでいる。ゴール数は「11」でリーグワーストということから、攻撃力アップがこの移籍市場のメインテーマとなっていた。すでにブラジル代表FWマテウス・クーニャ(アトレティコ・マドリードから)も獲得し、サラビアの加入で拙攻の解決に前進出来るか。

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