ちょっと“胸騒ぎ”の5連続バーディで浮上 蝉川泰果はPGAツアーデビューで決勝進出

<ソニー・オープン・イン・ハワイ 2日目◇13日◇ワイアラエCC(米ハワイ州)◇7044ヤード・パー70>

「めちゃくちゃうれしいです(笑)。ホッとしています」。蝉川泰果がはじめてのPGAツアー参戦で予選通過を決めた。第2ラウンドは中盤に5連続バーディを奪うなど6バーディ・2ボギーの「66」。4つ伸ばし、トータル3アンダーの暫定46位タイとして週末に進む。

10番スタートの前半はボギーなしの2バーディ。18番をバーディとすると、折り返した1番から4連続でバーディを奪い、一気に予選通過圏内に順位を上げた。「胸騒ぎがしました」と、久しぶりの実戦でおもしろいようにスコアが伸びる展開に、自身もやや驚き。「いいプレーが長くできていなかったので、これがゾーンなのかなというのも忘れていた」と快進撃も半信半疑だった。

とはいえ、初日に苦戦したパッティングやパーオン率は改善傾向。「気持ち的にラクにプレーができたのがいちばん大きかった」と、プレー内容については自信が戻っている。

「ショット力は通用する部分を感じる」とする半面、「やっぱりショートゲーム。こちら(米ツアー)の選手はもっともっとうまいと感じた」と伸びしろ部分はグリーン周りと分析。予選2日間を同組で回り、暫定2位につけているテーラー・モンゴメリ(米国)の「すごくシンプル」というゴルフは、今後の参考にもなったという。

「ここで予選落ちするのとしないので、ぜんぜん印象が変わってくる。1試合目から予選通過できたというのはすごく今後に向けて、いいスタートが切れたんじゃないかなと思う」とまずは予選突破を喜ぶが、上位進出を目指してスタートした大会はまだ半分が終わったばかり。「ちょっと爆発したら、ぜんぜん順位が変わると思う」と気持ちを新たに、持ち味のキレキレゴルフで、ムービングデーは一気に攻めに転じる。

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