ウィメンズ・スーパーリーグ（WSL）に所属するチェルシーは13日、なでしこジャパンFW浜野まいかを獲得したと発表した。契約期間は2027年夏までとなり、スウェーデンのハンマルビーIFへ2023シーズンはレンタル移籍することも併せて発表されている。
現在18歳の浜野はセレッソ大阪堺レディースの下部組織出身。2018年には14歳でなでしこリーグ1部デビューを果たした。2021年8月にINAC神戸レオネッサに移籍し、WEリーグ初年度の開幕戦で2得点を挙げる活躍をした。世代別代表でもプレーし、2022 FIFA U－20女子ワールドカップではチームは準優勝に終わったが、浜野はMVPを獲得している。2022年10月になでしこジャパンデビュー。12月に海外移籍に向けてINAC神戸を退団することが発表されていた。
チェルシーのエマ・ヘイズ監督は、「まいかは素晴らしい才能を持っていて、昨年のU－20ワールドカップでも輝き、ゴールデンボール（MVP）とシルバーブーツ（得点ランキング2位）を獲得した。スウェーデンのハンバルビーIFにローンとなり、どのように成長してくれるか、本当に楽しみにしている」とコメントしている。
また、浜野はローン加入するハンマルビーIF公式HPを通じて、「チームメイトが日本の曲を流してくれたり、温かく迎えてくれたことによって、1日目でこのチームが大好きになりました。試合で自分の特徴を出しつつ、このチームで絶対的な選手として名を残せるように頑張りたいです」と意気込みを語っている。
浜野はハンマルビーIFで背番号14を着用する。
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