中盤補強を目指すチェルシー、ブライトンの”中盤の要”カイセドへの関心強める

 チェルシーがブライトン所属のエクアドル代表MFモイセス・カイセドへの関心を強めているようだ。12日、イギリス紙『デイリーメール』が伝えている。

 今冬の移籍市場で積極補強を敢行しているチェルシー。ここまで、コートジボワール代表FWダヴィド・ダトロ・フォファナ、フランス代表DFブノワ・バジアシーレ、U-20ブラジル代表MFアンドレイ・サントス、ポルトガル代表FWジョアン・フェリックスの合計4名を獲得している。

 今回の報道によると、チェルシーはシーズン後半戦に向けてさらなる即戦力の獲得を希望しているという。なかでもフランス代表MFエンゴロ・カンテの負傷により、駒不足となっている中盤に新戦力を加えたいと考えているようだ。当初はベンフィカ所属のアルゼンチン代表MFエンソ・フェルナンデス獲得に向けて交渉を進めていたものの、結果的に合意には至らず。ここに来て”メインターゲット”をカイセドに変更したようだ。

 現在21歳のカイセドは母国のインデペンディエンテの下部組織出身で、同クラブのトップチームを経て2021年2月にブライトンに完全移籍で加入した。加入当初は出場機会を得ることが出来ず、昨年8月にはベルギー2部のベールスホトへのレンタル移籍を経験した。しかし今年1月にブライトンに復帰すると徐々に出場機会を増やし、昨シーズンはプレミアリーグで8試合に出場。今シーズンはプレミアリーグの全16試合にスタメン出場している。

 もっとも、ブライトンにカイセドを売却する意思はなく、移籍を成立させるためにはチェルシーが高額の移籍金を提示する必要があると『デイリーメール』は指摘している。果たしてチェルシーは実際に獲得に乗り出すのだろうか。

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