アトレティコ、デパイ獲得に大きく前進か…バルサとの交渉が進展、近日中に成立の可能性も

 アトレティコ・マドリードがバルセロナ所属のオランダ代表FWメンフィス・デパイの獲得に近付いているようだ。12日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 アトレティコは今シーズン終了までの期限付き移籍でポルトガル代表FWジョアン・フェリックスをチェルシーへ放出。しかし、契約に買い取りオプションは付随しておらず、クラブは来シーズン以降同選手を主軸として起用する意向のようだ。そのため、今冬の移籍市場では、J・フェリックスの穴を今シーズン終了まで短期的に埋めるアタッカーの獲得を検討しているという。

 そうした中でアトレティコの獲得候補として浮上したのがデパイだ。同選手は2021年夏にリヨンからバルセロナに加入。2021-22シーズンは公式戦38試合に出場し13ゴール2アシストをマークする活躍を見せた。しかし、今シーズンはポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキの加入や自身の負傷の影響もあり出場機会が激減。ここまでわずか4試合の出場にとどまっている。

 ラ・リーガでの実績が豊富で、即戦力としての活躍が見込めることから、アトレティコはデパイを獲得の”トップターゲット”に位置付け。バルセロナ側との交渉を開始したことが明らかになっていた。今回の報道によると、クラブ間での交渉は短期間で大きく進展しており、早ければ数日以内にも移籍が成立する可能性があるという。バルセロナ側はレンタル料の獲得と給与の削減が可能になる点を考慮し、デパイの移籍を容認する構えを見せているようだ。

 バルセロナでは出番に恵まれていないものの、昨年のFIFAワールドカップカタール2022では躍動感溢れるパフォーマンスを披露したデパイ。果たして今冬に新天地を求めることになるのだろうか。

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