チェルシー、フルアムに敗れ公式戦3連敗…フェリックスはデビュー戦躍動も一発退場

 プレミアリーグ第7節延期分が12日に行われ、フルアムとチェルシーが対戦した。

 現在公式戦1分け2敗で、2023年になってから勝利はなく、リーグ戦では直近の8試合でわずか1勝(3分け4敗)と苦しんでいるチェルシー。この試合には11日に期限付き移籍での獲得を発表したばかりのジョアン・フェリックスを先発で起用した。

 そのJ・フェリックスは序盤から決定機を生み出しチェルシーに希望をもたらしたものの、先制したのはホームのフルアムだった。25分、ペナルティエリア内左からウィリアンがカットインから右足でシュート。これがDFに当たりながらゴールに吸い込まれ、古巣相手にゴールを挙げた。

 追いかけるチェルシーは後半開始早々の47分、セットプレーのこぼれ球を最後はカリドゥ・クリバリが押し込み、同点に追いつくことに成功した。しかし、56分にデニス・ザカリアが負傷交代を余儀なくされると、58分にはJ・フェリックスが危険なスライディングタックルにより一発退場となった。

 10人となったチェルシーは73分にカルロス・ヴィニシウスに勝ち越しゴールを奪われ、痛恨の失点。その後、4枚替えを敢行し反撃の姿勢を見せたものの、得点を奪うことはできず。

 試合はこのまま終了。勝利したフルアムは、イギリスメディア『Squawka』によると、リーグ戦でチェルシー相手に2006年3月以来となる白星を飾ったほか、1966年以来となるリーグ戦4連勝も達成し、暫定6位に浮上。一方、敗れた10位のチェルシーは公式戦3連敗、4試合未勝利となった。

 次戦、フルアムは15日にアウェイでニューカッスルと、チェルシーは同日にホームでクリスタル・パレスとそれぞれ対戦する。

【スコア】
フルアム 2-1 チェルシー

【得点者】
1-0 25分 ウィリアン(フルアム)
1-1 47分 カリドゥ・クリバリ(チェルシー)
2-1 73分 カルロス・ヴィニシウス(フルアム)

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