アストン・ヴィラ、MFゲンドゥージに関心か…マルセイユは今冬の売却を望まず?

 アストン・ヴィラは、マルセイユに所属するフランス代表MFマテオ・ゲンドゥージの獲得に関心を示しているようだ。10日、フランス紙『レキップ』が報じた。

 現在23歳のゲンドゥージは、2016年10月にロリアンでデビューを飾り、2018年夏にアーセナルへ完全移籍した。しかし、素行不良が原因でミケル・アルテタ監督の構想から外れ、2020-21シーズンはヘルタ・ベルリンに期限付き移籍。2021年夏にマルセイユへと期限付き移籍し、昨年夏に1100万ユーロ(約16億円)の買い取りオプションが行使された。

 マルセイユでは絶対的な主力として活躍しており、今季はここまで公式戦22試合に出場。3ゴールを記録している。2021年11月にはA代表デビューを果たし、FIFAワールドカップカタール2022のメンバーにも選出された。

 報道によると、アストン・ヴィラはカタールW杯開催期間中から、ゲンドゥージに接触していた模様。ゲンドゥージはすでに具体的なオファーを提示されており、本人も自分の選択肢について考えているという。なお、現在アストン・ヴィラを率いるウナイ・エメリ監督は、当時19歳だったゲンドゥージをアーセナルに迎え入れた張本人であり、両者の関係は良好だ。

 ただ、マルセイユが2025年夏まで契約を残すゲンドゥージの売却に応じるかどうかはわからない。移籍市場に精通するイタリア人記者ニコロ・スキーラ氏によると、マルセイユは今冬の移籍市場でゲンドゥージを手放すことには消極的なようだ。

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