
ミランは、レアル・マドリードからの期限付き移籍で加入しているスペイン代表MFブライム・ディアスの買い取りを望んでいるようだ。10日、イタリアメディア『ジャンルカ・ディ・マルツィオ』が報じた。
現在23歳のB・ディアスは、マンチェスター・Cの下部組織出身。2019年1月からレアル・マドリードに加わり、2020年夏にミランへと期限付き移籍した。2021年夏、2年レンタルでミランに再加入。2年目の昨季はセリエA優勝に貢献し、3年目の今季はここまでのセリエAで15試合4ゴール2アシストを記録している。
ミランの上層部はB・ディアスのパフォーマンスに満足しており、完全移籍での獲得を希望しているようだ。近日中にレアル・マドリードとの接触を開始する予定だという。
なお、B・ディアスの契約については、イタリアメディアとスペインメディアの報道に食い違いがある。イタリア側のメディアはこれまで、ミランによる2200万ユーロ(約31億円)の買い取りオプションとレアル・マドリードによる2700万ユーロ(約38億円)の買い戻し条項があると報じてきた。しかし、スペイン紙『アス』は、契約に買い取りオプションは存在せず、B・ディアスはレンタル期間終了後にレアル・マドリードへ戻る予定だと主張している。