アンチェロッティ監督、ガットゥーゾ監督との確執に言及「個人的な問題を抱えていた」

 レアル・マドリードを率いるカルロ・アンチェロッティ監督が、バレンシアで指揮を執るジェンナーロ・ガットゥーゾ監督との関係性について明かした。10日、スペイン紙『マルカ』が報じている。

 アンチェロッティ監督は、11日に行われるスペイン・スーパーカップ準決勝のバレンシア戦を前にした記者会見に臨み、かつてミランで指導し、師弟関係にあったガットゥーゾ監督との間に不和があったことを示唆した。

「私たちはミランでチャンピオンズリーグ優勝も果たしたし、ともに素晴らしい瞬間を過ごしてきた。だが、私たちは個人的な問題を抱えていた。そのことについては、話したくない」

 報道によると、アンチェロッティ監督がガットゥーゾ監督と抱えた問題は、ナポリの指揮官の座を巡ってのものだという。ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長は、アンチェロッティ監督が率いていたチームが成績不振に陥っていた状況で、同指揮官への信頼を強調しながら、実際はガットゥーゾ監督と合意に達していたことが報じられていた。

 その後、2019年12月にアンチェロッティ監督は解任され、ガットゥーゾ監督が後任としてナポリの指揮官に就任したが、その後のガットゥーゾ監督の振舞いは、アンチェロッティ監督に対して敬意を欠くものだった模様で、これが要因と指摘されている。

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