ミラン、”中盤の要”ベナセルとの契約延長で合意か…新契約は2027年6月末まで?

 ミランがアルジェリア代表MFイスマエル・ベナセルとの契約延長に近付いているようだ。7日、イタリアメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 現在25歳のベナセルはフランス南東部のアルル出身。地元を本拠地とするアルル・アヴィニョンの下部組織で育ち、2015年にトップチーム昇格を果たした。同年7月にはイングランドの強豪アーセナルに移籍し、10月にはトップチームデビューも果たした。その後エンポリでのプレーを経て、2019年夏にミランに加入。初年度から中盤の主力として活躍すると、昨シーズンは公式戦40試合に出場。チームのセリエA制覇に大きく貢献した。

 今シーズンもここまで公式戦22試合に出場し1ゴール1アシストをマークしているベナセル。ミランとの現行契約は2024年6月30日までとなっているものの、リヴァプールを筆頭に複数クラブからの関心も噂されており、去就には注目が集まっている。

 かねてからベナセルとの契約延長交渉を行なっていたミラン。今回の報道によると、同クラブとベナセルとの交渉は順調に進展し、2027年6月末までの新契約締結ですでに合意に達した可能性が高いという。契約延長に際しては、ベナセルに最大で約400万ユーロ(約5億6000万円)程度のボーナスが与えられるようだ。また、契約解除条項は5000万ユーロ(約70億円)に設定される見通しだという。

 移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も自身のTwitter(@FabrizioRomano)に「ミランはイスマエル・ベナセルとの契約延長で合意に達した。新契約は2027年6月まで有効」と投稿している。同氏によれば、近日中にミランとベナセルとの間で正式に新契約が締結される可能性が高いようだ。

 なお、ミランはポルトガル代表FWラファエル・レオンとフランス代表FWオリヴィエ・ジルーとの契約延長に向けても交渉を進めているという。

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