首位追撃へ…ユーヴェがセリエAで8試合連続の完封勝利! 終盤の決勝弾でウディネーゼを下す

 セリエA第17節が7日に行われ、ユヴェントスとウディネーゼが対戦した。

 ユヴェントスは4日に行われた前節のクレモネーゼ戦1-0で勝利。3位をキープしただけでなく、首位を走るナポリとの勝ち点差を「7」に縮めた。セリエAで8連勝を狙う今節はホームに戻ってウディネーゼと激突。前節から中3日で迎える今節は、スターティングメンバーを5名変更した。FIFAワールドカップカタール2022で優勝を勝ち獲ったアンヘル・ディ・マリアや、同じく決勝戦を戦ったアドリアン・ラビオらが、大会終了後初のスタメンに名を連ねている。

 試合は拮抗した展開に。前半はユヴェントスが多くのシュートを放ったものの、スコアレスでハーフタイムに突入した。後半に入るとユヴェントスにビッグチャンスが到来。ディ・マリアが強引な突破から右足を振り抜くも、シュートは相手のブロックに阻まれる。ここからゴール前での混戦が生まれると、最後はモイーズ・キーンがボレーシュート。強烈な一撃はクロスバーの上へ。続く55分にはフィリップ・コスティッチがペナルティエリアに侵入し、角度のないところから左足で狙ったものの、GKに防がれた。

 徐々にユヴェントスが押し込む時間帯となるも、なかなかゴールネットを揺らすことはできない。試合も終盤に差し掛かった86分、遂に均衡が破れる。レアンドロ・パレデスが敵陣中央でボールを持つと、浮き球のスルーパスを供給。ペナルティエリア左に侵入したフェデリコ・キエーザがこのボールを胸トラップで収め、中央へと折り返すと、ファーサイドに詰めていたダニーロが押し込んだ。ユヴェントスが試合終盤に試合を動かしている。

 試合はこのままタイムアップ。勝利したユヴェントスは、2018-19シーズン以来となるセリエAでの8連勝を記録しただけでなく、そのすべての試合でクリーンシートを達成。“絶対王者”復活へ、強いユヴェントスが戻ってきた。後半戦に向けてスクデット争いを盛り上げてくれるだろう。

 次節、ユヴェントスは13日に敵地で首位を走るナポリと対戦する。一方、ウディネーゼは15日にボローニャをホームに迎える予定だ。

【スコア】
ユヴェントス 1-0 ウディネーゼ

【得点者】
1-0 86分 ダニーロ(ユヴェントス)

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