
【モデルプレス=2023/01/06】女優の田中みな実が6日、都内にて開催された「イチケイのカラス」完成披露試写会に登壇。「報われた」という、俳優の向井理からの一言を明かした。
【写真】竹野内豊・黒木華・斎藤工・西野七瀬ら「イチケイのカラス」完成披露試写会の模様
◆田中みな実、現場で感じた“孤独”
本作は、講談社「モーニング」で連載された同名コミックを原作に、2021年4月期にフジテレビ系列月曜9時枠にて放送された連続ドラマ「イチケイのカラス」の映画版。自由奔放で型破りな裁判官・入間みちお(竹野内豊)と、みちおとは対照的で超ロジカルなエリート裁判官・坂間千鶴(黒木華)らの活躍を描く。
劇中で、事故の真実を知りたいあまり傷害事件を引き起こしてしまう島谷加奈子を演じる田中。トークコーナー終盤で口を開くと「みなさんのお話を伺って、すごく楽しそうな現場で羨ましいなと思いました」とにっこり。「島谷加奈子という人物は、ずっと悲しみの中で生きていて、演じてても辛くて悲しいし、周りにも基本的に誰もいなかったので、孤独でした」と撮影中で感じていた“孤独”を吐露。
「でも、法廷のシーンで竹野内さんと対峙する場面では、今まで感じたことがないような感情が湧き上がって貴重な経験をさせていただきました」と振り返った。
◆田中みな実、向井理からの印象的な一言
また、「向井さんとはワンシーンだけでしたが、私のクランクアップの時だったので『大変だったね』と言っていただいたき、どこか報われました」と向井の一言に救われたことを告白。
そんな言葉をかけた向井は、その時の心境を聞かれると「(田中の役は)台本を読んだ時から複雑ですし、大変な重い役だなって思った」とし、「体力的に大変な中、全力でやりきっている姿はすごく神々しかったので、シンプルに『大変だったと思いますが、僕はすごく素敵な役だなって思いました』と(声をかけました)」と振り返った。
なおこの日は、竹野内、黒木、斎藤工、山崎育三郎、柄本時生、西野七瀬、津田健次郎、尾上菊之助、吉田羊、小日向文世、田中亮監督も登壇した。(modelpress編集部)
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