最下位からの巻き返し狙うサウサンプトン…オルシッチ&キーンの即戦力2名獲得を狙う

 サウサンプトンが2名の即戦力獲得を狙うようだ。6日、イギリス紙『デイリー・メール』が報じている。

 同紙によると、狙っているのはディナモ・ザグレブのクロアチア代表FWミスラヴ・オルシッチと、エヴァートンのイングランド代表DFマイケル・キーン。すでにオルシッチは移籍金700万ポンド(約11億円)のオファーを提示したうえに、メディカルチェックを開始したとも伝えられており、取引成立に近づいている様子がうかがえる。

 また、キーンについては、リーグワースト3位の「33」失点を喫している守備の強化を目指して獲得する方針。イギリスメディア『The Athletic』もセインツがキーン獲得を目指していると報じている。

 加えて、この2人以外にもビジャレアルのセネガル代表FWニコラス・ジャクソン、ロリアンのナイジェリア代表FWテレム・モフィについても問い合わせるなど、プレミアリーグ残留というミッションを達成するため、なりふり構わず補強に動く方針のようだ。

 オルシッチは現在30歳。母国クロアチアのリエカなどでプレーした後、アジアの複数クラブに所属。2018年には母国に復帰し、ディナモ・ザグレブでプレーし続けている。2021年3月には、UEFAヨーロッパリーグのラウンド16でトッテナムと対戦し、延長までもつれた第2戦でハットトリックを達成するなど、イングランド国内でも知られた存在である。今季は国内リーグ15試合に出場し、8ゴール7アシストを記録している。FIFAワールドカップカタール2022にも出場し、6試合でピッチに立った。日本戦でも出場し、6試合で1得点2アシストをマークした。

 一方のキーンは、現在29歳。マンチェスター・Uの下部組織出身で、複数クラブへのローン移籍を終えた後、2015年冬にバーンリーへ移籍。2017年夏にはエヴァートンに活躍の場を移した。今季はプレミアリーグで1試合の出場に留まっている。

 チャンピオンシップ降格という“地獄”を回避するため、積極的な動きを見せているサウサンプトン。冬の移籍市場で狙ったターゲットは確保出来るか。

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