プレミアリーグ第19節の10試合が2日から5日にかけて開催された。
この節の先陣を切ったのは、5試合負け無しのブレントフォードと、4連勝のリヴァプールという好調の2チーム。試合は、イブラヒマ・コナテのオウンゴールに、ヨアネ・ウィサの得点でホームチームが2点を先行。反撃したいリヴァプールも、アレックス・オックスレイド・チェンバレンのゴールで1点を返すも、84分にブライアン・エンベウモが3点目を突き刺し、勝負あり。ブレントフォードが“ビッグ6”から今季3勝目をあげ、またもや大物食いを果たした。一方でリヴァプールは連勝が4でストップしている。
3日は首位アーセナルと3位ニューカッスルが対戦。多彩な攻撃を繰り出しゴールへと迫るアーセナルに、それを受け止めるニューカッスルとお互いに一歩も譲らず、試合は0－0の引き分けに。なお、日本代表DF冨安健洋は76分から途中出場。終了間際のピンチを防ぐなど、勝ち点獲得に貢献した。
エヴァートンとブライトンの試合は一方的な展開に。14分に日本代表MF三笘薫が先制点を決めると、後半にもエヴァン・ファーガソン、ソリー・マーチ、パスカル・グロスが後半の開始直後から立て続けに得点。終盤に1点を返されたものの、4－1でセーフティーに勝利を収めた。三笘は先発し、78分までプレーした。
3連勝で調子の上がってきたマンチェスター・Uの対戦相手はボーンマス。試合はこの好調そのままに“レッドデビルズ”が快勝。カゼミーロ、ルーク・ショーが得点し、仕上げは“10番”マーカス・ラッシュフォードが中断明けから3試合連続ゴール。これで連勝を「4」に伸ばしている。
中断明けから未だ勝利の無いトッテナムは、クリスタル・パレスとのロンドン・ダービー。試合は後半に動きを見せ、エースのハリー・ケインが5分間で2得点。68分にはマット・ドハーティが3点目を突き刺せば、72分にはソン・フンミンが11試合ぶりの今季4ゴール目。役者がしっかり仕事を果たしたスパーズが、2023年初勝利を掴んだ。
今節最後を飾ったのは、チェルシーとマンチェスター・Cの“ビッグ6”対決。調子の上がらないチェルシーは、前半で2度交代枠を使ってしまったことも影響し、この日も苦しい展開を強いられる。63分にリヤド・マフレズが先制点を決め、スコアはそのまま動かなかった。チェルシーはこれで2試合勝利が無く、順位も10位に下降。一方で2位マンチェスター・Cは2試合ぶりに勝利し、首位アーセナルとの勝ち点差を「5」に縮めた。
今節の試合結果は以下の通り。次節は、延期分の第7節「フルアムvsチェルシー」を12日に行った後、13日から15日にかけて開催される。
■試合結果
ブレントフォード 3－1 リヴァプール
アーセナル 0－0 ニューカッスル
エヴァートン 1－4 ブライトン
レスター 0－1 フルアム
マンチェスター・U 3－0ボーンマス
サウサンプトン 0－1 ノッティンガム・フォレスト
リーズ 2－2 ウェストハム
アストン・ヴィラ 1－1 ウルヴァーハンプトン
クリスタル・パレス 0－4 トッテナム
チェルシー 0－1 マンチェスター・C
■順位表
※()内は勝ち点／得失点差
1:アーセナル（44／+26）
2:マンチェスター・C（39／+29）
3:ニューカッスル（35／+21）
4:マンチェスター・U（35／+7）
＿＿＿＿CL出場権獲得＿＿＿＿
5:トッテナム（33／+12）
＿＿＿＿EL出場権獲得＿＿＿＿
6:リヴァプール（28／+12）
＿＿＿＿ECL出場権獲得＿＿＿＿
7:フルアム（28／+3）
8:ブライトン（27／+7）
9:ブレントフォード（26／+2）
10:チェルシー（25／+1）
11:アストン・ヴィラ（22／-6）
12:クリスタル・パレス（22／-8）
13:レスター（17／-5）
14:リーズ（17／-6）
15:ノッティンガム・フォレスト（17／-21）
16:ボーンマス（16／-21）
17:ウェストハム（15／-9）
＿＿＿＿降格圏＿＿＿＿
18:エヴァートン（15／-10）
19:ウルヴァーハンプトン（14／-16）
20:サウサンプトン（12／-18）
■次節の対戦カード
アストン・ヴィラvsリーズ
マンチェスター・U vs マンチェスター・C
ブライトンvsリヴァプール
エヴァートンvsサウサンプトン
ノッティンガム・フォレストvsレスター
ウルヴァーハンプトンvsウェストハム
ブレントフォードvsボーンマス
チェルシーvsクリスタル・パレス
ニューカッスルvsフルアム
トッテナムvsアーセナル
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