チェルシー、モナコから21歳の左利きDFバジアシーレを獲得! 7年半の契約を締結

 チェルシーは5日、モナコからフランス代表DFブノワ・バジアシーレを完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2030年夏までの7年半となっている。

 高さとスピードに恵まれた左利きのセンターバックが、“ブルーズ”の一員となることが決まった。移籍金は正式には発表されていないものの、イギリスメディア『BBC』によると3500万ポンド(約56億円)ほどの見込み。既にロンドン入りしており、発表の直後に本拠地の「スタンフォード・ブリッジ」で行われたプレミアリーグ第19節マンチェスター・C戦(●0-1)も観戦した。

 バジアシーレは2001年3月26日生まれの現在21歳。身長194cmと大柄な体躯を誇り、足元の技術やスピードにも定評がある。モナコの下部組織出身で、2018年11月に17歳でトップチームデビュー。その後は主力として活躍を続け、昨シーズンのリーグ・アンでは24試合に出場して1ゴールを挙げた。今季はここまで公式戦16試合に出場して2ゴールを記録。9月にはフランス代表デビューも飾ったが、FIFAワールドカップカタール2022に臨むメンバーからは落選していた。

 完全移籍加入に際し、バジアシーレはチェルシーのクラブ公式HPを通してコメントを発表。「チェルシーに来ることができて非常に嬉しいよ。このクラブでプレーし始めるのが楽しみだ。ファンの皆さんと会い、世界最高のリーグでプレーを始めるのが待ちきれない」と、新天地での意気込みを記した。

 今冬の移籍市場で、チェルシーはコートジボワール代表FWダヴィド・ダトロ・フォファナの獲得でモルデ(ノルウェー1部)と合意したことを発表。さらに、ヴァスコ・ダ・ガマのU-20ブラジル代表MFアンドレイ・サントスの獲得にも近づいていることが報じられており、夏の移籍情報に続いて積極的な動きを見せている。

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