
トッテナムを率いるアントニオ・コンテ監督が、4日に行われたプレミアリーグ第19節クリスタル・パレス戦を振り返った。4日、クラブ公式サイトがコメントを伝えている。
試合は48分と53分にハリー・ケインが2得点を記録すると、68分にはマット・ドハーティ、72分にはソン・フンミンが追加点を挙げ、4-0で快勝。リーグ戦3試合ぶりの白星を飾った。
コンテ監督は試合後、「ケイン、ソンの二人にとって重要なゴールだ。私たちにとって重要な選手だし、彼らの自信を保つことはチームにとっても必要になる」と両エースの得点を喜んだ。
また、68分に得点を挙げたドハーティについては「彼はワールドカップ中に行われた親善試合でも得点している。これからも得点を決めていくだろうね」とさらなる期待を寄せた。
FIFAワールドカップカタール2022による中断期間が明けてから、トッテナムは調子が上がらず、第17節のブレントフォード戦は2点のビハインドを追い付いてドローで終了。前節のアストン・ヴィラ戦は0-2と完敗を喫しており、今回のクリスタル・パレス戦の勝利は、チームに大きな影響を与えそうだ。
コンテ監督は「この時期はメンタルが非常に重要だ」と過密日程の中での戦い方を語りながら、「選手たちは強いメンタルを見せてくれている。土曜日にはFAカップを戦い、そのあと、リーグ戦ではアーセナルやマンチェスター・Cと戦う。すべての選手が回復し、準備しなければならない」と今後の戦いを見据えた。