格下相手に大苦戦もラウンド16進出…シャビ監督、課題山積みの現状に「喜んでばかりいられない」

 バルセロナを率いるシャビ監督が、4日に行われたコパ・デル・レイ(国王杯)・ラウンド32 インテルシティ戦を振り返った。同日、スペイン紙『アス』が伝えている。

 今季のスーペルコパ・デ・エスパーニャ(スーパー杯)に参戦するバルセロナは、国王杯・ラウンド32から登場。“ブラウグラナ”にとっての初戦で、インテルシティ(3部)と対戦した。しかし、相手FWオリオル・ソルデビラ・プッチにハットトリックを許すなど大苦戦。辛くも、延長前半にFWアンス・ファティが決勝点を挙げて4-3で勝利し、ラウンド16に駒を進めた。

 まず、シャビ監督は「自分たちが主導権を握っていた試合で、大量失点…。良いプレーをしていたけど、ペナルティエリア内で失敗してしまった。クロスへの対応、エリア内での守備などが挙げられる。喜んでばかりいられない。試合内容はかなり良かったが、もっと決定力を高めなければ」と省察。続けて「ゲームを支配する立場で、良いリズム、プレーができたのも事実だ。だけど面白いことをやった反面、苦しいことも多かった。自分たちで物事を難しくしてしまったよ」と自身が求めるサッカーが体現されていたことを強調しつつも、問題点を列挙した。

 また、直近のエスパニョール戦を引き合いに出したシャビ監督は「エスパニョール戦の前半は見事だった。そして今日も、自分たちのプレーに満足しているけど、パンチ力は欠けている。何を改善すればいいのか、考えなければならない。日曜日の試合に向けて、準備する時間はある」とトレーニングを通して課題を改善していくことを語っている。

 攻守両面で不安の残る結果となったバルセロナは中3日で、ラ・リーガ第16節アトレティコ・マドリード戦に臨む。

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