
清水エスパルスは5日、モンテディオ山形に期限付き移籍していたFWディサロ燦シルヴァーノとの契約を更新し、清水に復帰することが決定したと発表した。
現在26歳のディサロは三菱養和SCユースから法政大学へ進学し、2019年にギラヴァンツ北九州でプロキャリアをスタートさせた。加入直後からコンスタントに出場機会を得ると、在籍2年目の2020シーズンは明治安田生命J2リーグで35試合出場18ゴール4アシストという成績を残した。2021年1月には清水に完全移籍で加入。加入初年度となった2021シーズンは公式戦34試合に出場し2ゴール3アシストを記録した。
昨年7月には期限付き移籍で山形へ加入し、FWの主力として活躍。J2リーグでは17試合出場8ゴール2アシストという成績を残し、チームのJ1参入プレーオフ進出に大きく貢献した。なお、J1参入プレーオフでは2試合に出場。1回戦のファジアーノ岡山戦ではチームに貴重な先制点をもたらした。
清水への復帰が決まったディサロは同クラブの公式サイトを通じて「エスパルスに復帰することになりました。強いエスパルスをまた見せられるように、そして本来いるべき位置に戻るために必ず昇格しましょう」と意気込みを示している。
また、退団が決まった山形のクラブ公式サイトでは次のようにコメントしている。
「清水に戻ることになりました。短い間でしたが、皆様からもらったエールと強い声援は忘れることはありません。僕の心にずっと残るチームです。相手として試合で皆さんに会う日を楽しみに日々頑張りたいと思います。本当にありがとうございました」