インテルを優勝戦線から蹴落とせず…ナポリ指揮官、心境を明かす「全ては私たち次第だ」

 ナポリを率いるルチアーノ・スパレッティ監督が、4日に行われたセリエA第16節インテル戦を振り返った。同日、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が伝えている。

 セリエA15試合無敗で首位を走るナポリは4日、5位のインテルと対戦した。1989-90シーズン以来となるスクデット戴冠に向けて、ライバルを優勝戦線から蹴落としたいナポリだったが、後半に先制点を許してしまう。その後、反撃に転じるも、インテル守備陣の牙城を崩すことができずに0-1で敗北。今季のセリエAで初黒星となった。

 まずスパレッティ監督は、インテルとの勝ち点差が「8」に縮まったことについて「この状況にうまく対処し、これまでよりも良いトレーニングを行いたい。全ては私たち次第だ」と語りつつ、「(今日の試合の)レベルは、私たちの可能性を下回っていたから、ベストな形を取り戻す必要がある。そして、再び試合に臨み、自分たちが何を生み出せるのかを確認していこう」と次戦へと切り替える姿勢を示した。

 またスパレッティ監督は、攻撃面のクオリティが低かったことにも言及。5バックで守る相手を崩せなかったことについて、同指揮官は「ボール回しは遅く、スペースを探すような質的なものもなかった。この点はもっとできたはず。インテルは5バックで固めており、1vs1に持ち込むことや、スピーディーなサイドチェンジも乏しかった。彼らの基準を下回るパフォーマンス」と終始相手を崩すアイデアが乏しかったことを口にしている。

 今季のセリエAで初黒星を喫したものの、2位のミランとの勝ち点差は「5」開いており、優勝戦線のトップに立つナポリ。次戦は8日に行われ、サンプドリアと対戦する。

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