マテウ・ラオス劇場に辟易…シャビ監督「試合は制御不能になっていた」

 バルセロナを率いるシャビ・エルナンデス監督が、エスパニョールとの“バルセロナ・ダービー”を振り返った。12月31日、スペイン紙『アス』が伝えている。

 ラ・リーガ第15節が31日に行われ、バルセロナはエスパニョールと対戦。7分にマルコス・アロンソのゴールで先制したものの、73分にPKから同点弾を許し、1-1のドローに終わった。

 しかし、この試合は結果よりも、マテウ・ラオス主審に注目が集まった。FIFAワールドカップカタール2022準々決勝オランダ代表とアルゼンチン代表の一戦でも18枚のイエローカードを提示し、判定に批判の声が上がっていた同主審だが、この試合でもコントロールはできず。両チーム合わせて18枚のイエローカード、3枚のレッドカード(1枚はVARで取り消し)を提示し、再び収集がつかない事態となった。

 試合後、シャビ監督は「引き分けたのは自分たちのせいだ。スピードを落としてしまった。審判のことについて話すことはいくらでもできるが、これは我々のせいだ。多くのチャンスを逃し、効果的でなければ、こういったことは起きてしまう。我々のミスだ」と試合結果は仕方のないことだと強調しながら、マテウ・ラオス主審については次のように語った。

「マテウは試合を支配して、今日は見失っていた。彼は今日、たくさんのカードを提示したし、最後には彼にも伝えた。彼は判断されるべきだし、試合は制御不能になっていたと私は思っている」

「彼は私に会えて嬉しいと言ってくれて、私もだと伝えた。だから、彼は試合をコントロールできる審判だと言ったが、今日はそうではなかった。しかし、引き分けという結果は我々の責任であることは認めないといけない」

 なお、シャビ監督は「また審判の話をしなければならない」と嘆きながら、スペイン代表DFジョルディ・アルバが退場となったことには「審判をコントロールすることはできない。彼が見たもの、彼が感じたもの、選手たちが言ったこと。私は何を言えばいいんだい?」とコメントしつつ、「ジョルディは彼には何も言わなかったと言っていた」と判定への不満を口にした。

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