レアル・マドリード、苦しみながらも国王杯16強入り…ロドリゴが巧みなドリブルから決勝弾

 コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)・ラウンド32が3日に行われ、レアル・マドリード(1部)がカセレーニョ(4部)と対戦した。

 FIFAワールドカップカタール2022による中断期間を経て、レアル・マドリードはラ・リーガ1試合を消化。2022年12月30日に行われた第15節のバジャドリード戦で2-0と勝利を飾った。再開後2試合目の公式戦はコパ・デル・レイの初陣に。レアル・マドリードは大幅ターンオーバーを敢行し、バジャドリード戦から9名を入れ替えてこの試合に臨む。エデン・アザール、オーレリアン・チュアメニ、ロドリゴらが先発に名を連ねた。キャプテンマークはナチョ・フェルナンデスが巻いている。

 試合は14分、右サイドを抜け出したマルコ・アセンシオのクロスボールにルーカス・バスケスが合わせてゴールネットを揺らしたものの、アセンシオのポジションがオフサイドだったため得点は認められず。その後はなかなか決定的なシーンを作り出すことができず、前半はこのままスコアレスで終了した。

 後半に入ると試合が動く。69分、左サイド高い位置でボールを持ったロドリゴがドリブルを開始。カットインから細かいタッチで相手DF2人を抜き去ると、ペナルティエリア内で右足を振り抜いた。狙い澄ました一撃がゴールに吸い込まれ、レアル・マドリードが先手を取っている。

 試合はこのままタイムアップ。レアル・マドリードは苦戦を強いられたものの、9シーズンぶりのコパ・デル・レイ制覇に向けてまずは1歩を踏み出した。ラウンド16の抽選会は7日に行われる予定だ。

【スコア】
カセレーニョ 0-1 レアル・マドリード

【得点者】
0-1 69分 ロドリゴ(レアル・マドリード)

externallinkコメント一覧

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)