ホームで敗れ5位転落…コンテ監督が現実を口に「おそらく5位にとどまるのが“ベスト”」

 トッテナムを率いるアントニオ・コンテ監督は、アストン・ヴィラ戦の敗戦を受けて心境をコメントした。1日、イギリスメディア『BBC』が報じている。

 前節のブレントフォード戦は引き分けに終わったトッテナムは1日、本拠地にアストン・ヴィラを迎えて新年の初戦を戦った。しかし試合は、前半をスコアレスドローで折り返すと、後半にはヴィラに2ゴールを許して敗戦。リチャーリソンやデヤン・クルゼフスキが不在の攻撃陣も不発で、見せ場を作れないまま敗れ、リーグ5位に転落することとなった。

 コンテ監督は試合後、敗戦を振り返って心境を口に。多くの負傷者を抱える状況で、現スカッドの選手のレベルにも言及し、5位付近でのフィニッシュが現実的には最高の結果だとの考えを示した。

「我々の人生はこういうものだと知らなければいけない。すべてのゲームで1ポイントや3ポイントのために戦うんだ。これが真実だし、2人や3人の重要な選手を欠いて困難を抱えているときは特にそうなんだ」

「我々は異なったキャラクターを抱えている。相手を倒すために、本当に良いレベルにある選手はそんなに多くないんだ。チームにはクリエイティブな選手も多くはいない。間違いなく今日は、前半にスペースを見つけるのが本当に難しかったね」

「確実に、ゴールを許さなければ、その代わりに我々が試合に勝利することができたと思う。許してしまった失点が間違いなく、自信など多くの面で我々を殺したんだ。我々は挑戦し、この選手たちを改善させ、成長させなければいけない。特に若い選手たちを、より強くしなければね」

「私は正直になりたい。とても明確なことだ。私はクラブにもこのことを、私の意見を伝えた。ファンは最高のものに値するんだ。だが、おそらく5位にとどまるのが“ベスト”だろう。おそらく6位か7位か5位、4位がベストだ」

 トッテナムは次節、4日にアウェイでクリスタル・パレスと対戦する。

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