三笘薫が2戦連発! ブライトンがエヴァートンを撃破、後半立ち上がりにゴールショー

 プレミアリーグ第19節が3日に行われ、ブライトンが敵地でエヴァートンと対戦した。

 前節ホームで行われたアーセナルとの一戦を2-4で落としたブライトンは、現在プレミアリーグで10位につけている。上位に食い込むためにも、連敗は避けなければならない。一方、エヴァートンは現在16位と残留争いに巻き込まれている。前節はマンチェスター・Cを相手に貴重な勝ち点「1」を拾ったものの、現在プレミアリーグでは5試合勝ち星から見放されており、今節は浮上のきっかけを掴む一戦としたい。

 ブライトンは前節からスターティングメンバーを4名変更。前節得点を挙げた三笘薫はプレミアリーグ3試合連続でスタメンに名を連ね、出場停止明けのモイセス・カイセドも先発入りを果たした。前節途中出場でゴールを決めたエヴァン・ファーガソンはプレミアリーグ初スタメンとなっている。FIFAワールドカップカタール2022を終えて合流したアレクシス・マック・アリスターはベンチからのスタートとなった。一方、エヴァートンは前節から2名を入れ替え。トム・デイヴィス、ドワイト・マクニールがスタメンに復帰した。

 試合序盤はエヴァートンが押し込む展開となるも、徐々にブライトンもチャンスを作り出す。10分にはソリー・マーチが右サイドを突破してクロスボールを送ると、ファーサイドでフリーになっていたのは三笘。ヘディングシュートを狙ったが、ボールはクロスバーを超えてしまった。

 続く15分にも三笘にチャンスが到来。左サイド高い位置でカイセドからのパスを引き出すと、ファーストタッチで対峙するDFを置き去りに。ペナルティエリア内に侵入して右足を振り抜くと、冷静なシュートでゴールネットを揺らした。三笘はプレミアリーグ2試合連発となり、今季のプレミアリーグで3ゴール目となっている。

 その後はエヴァートンもシュートチャンスを作ったが、同点ゴールは挙げられず。ブライトンが1点をリードしてハーフタイムに突入した。

 後半に入ると立ち上がりにブライトンがリードを広げる。52分、三笘からのパスを受けたペルビス・エストゥピニャンがボックス内に繋ぐと、ジェレミー・サルミエントが縦に仕掛ける。DFの股を抜いてマイナスに折り返すと、最後はファーガソンが押し込んだ。三笘に続いてファーガソンも2試合連続ゴールを記録している。

 勢いに乗ったブライトンは直後の54分、背後へのボールに反応したサルミエントの落としにファーガソンが反応。右へと繋ぐと、パスを受けたマーチはカットインから左足を振り抜いてゴールに流し込む。さらにブライトンは57分、相手のバックパスのミスを見逃さなかったパスカル・グロスがループシュートを沈め、試合を決定付けた。

 試合終了間際にはペナルティエリア内でアレックス・イウォビが倒され、PKを獲得する。このPKをデマレイ・グレイが豪快に蹴り込み、最後の最後に1点を返した。試合はこのままタイムアップ。敵地で快勝を飾ったブライトンは、これでリーグ戦2試合ぶりの白星に。一方、エヴァートンは2試合ぶりの黒星となった。三笘は78分までのプレーとなっている。

 次節、ブライトンはFAカップ3回戦を挟んで、14日にリヴァプールをホームに迎える。一方、エヴァートンもFAカップ3回戦を挟み、14日にホームでサウサンプトンと対戦予定だ。

【スコア】
エヴァートン 1-4 ブライトン

【得点者】
0-1 15分 三笘薫(ブライトン)
0-2 51分 エヴァン・ファーガソン(ブライトン)
0-3 54分 ソリー・マーチ(ブライトン)
0-4 57分 パスカル・グロス(ブライトン)
1-4 90+2分 デマレイ・グレイ(PK/エヴァートン)

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