チェルシー、アーセナルからムドリクを“横取り”? 今週末にもシャフタールと会談か

 チェルシーが、シャフタールのウクライナ代表FWミハイロ・ムドリク獲得に動くようだ。3日、イギリス紙『イブニングスタンダード』が報じている。

 同紙によると、アーセナルが獲得を狙っているムドリクに関して、チェルシーが“横取り”で獲得を検討しているとのこと。シャフタールのダリヨ・スルナSDとチェルシー陣営が、今週末に会談する用意もあると伝えられている。

 なお、現段階でチェルシーはムドリクに正式オファーを出してはおらず、これから出すかもまだ不明とはしながら、同選手の状況はモニタリングしていくようだ。加えて、欧州5大リーグでも通用するタレントを定期的に輩出している同クラブとは、今後も良好な関係を維持することに熱心であるとも報じられている。

 また、アーセナルは移籍金5500万ポンド(約86億円)のオファーを断られた後、6200万ポンド(約97億円)でのセカンドオファーを提示。これについては、まだシャフタール側も答えを出していないと伝えられた。

 明日22歳の誕生日を迎えるムドリクは、シャフタールの下部組織出身で2021年にトップチームへ昇格。今季は国内リーグで12試合に出場し、7得点6アシストをマーク。チャンピオンズリーグ(CL)では全6試合に出場して3ゴール2アシストを記録するなど、爪痕を残した。ウクライナ代表では、FIFAワールドカップカタール2022・欧州予選プレーオフのパスA準決勝・スコットランド代表戦でデビューした。これまでに8試合の出場歴がある。

 “ウクライナのネイマール”とも呼ばれ、次世代を担うポテンシャルを秘めるムドリク。移籍先はアーセナルではなく、チェルシーになる可能性も?

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