ブレントフォードがドイツの逸材FW獲得…買取義務付きレンタル、移籍金はクラブレコード

 ブレントフォードは4日、フライブルクからU-21ドイツ代表FWケヴィン・シャーデが加入することを発表した。

 まずは2022-23シーズン終了までの期限付き移籍で加わり、今年夏から完全移籍に移行して5年契約を結ぶ予定だ。ブレントフォードの発表によると、フライブルクへ支払う移籍金はクラブレコードとなる。イギリスメディア『アスレティック』はその金額について、ボーナス込み最大2500万ユーロ(約35億円)だと報じている。

 シャーデは2001年11月27日生まれ。右ウイングを主戦場とするスピードスターだが、空中戦での強さも持ち合わせており、ストライカーとしてもプレーできる。2018年夏にフライブルクの下部組織に加わり、2021年8月にプロデビューを果たした。トップチームでは公式戦通算36試合に出場し、6ゴールを記録した。なお、父親はナイジェリア人だが、ポツダムで生まれ育ち、世代別代表ではドイツを選択している。

 プレミアリーグで現在9位のブレントフォードを率いるトーマス・フランク監督は、「ケヴィンは若くて有望な才能の持ち主であり、我々は大きな可能性を感じている。しばらく彼を追いかけてきたが、我々のプレースタイルに合うと思う」と、背番号「9」を与えられたシャーデの活躍に期待を寄せている。

【画像】ブレントフォードの新“9番”シャーデ

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