フランス 西側諸国として初めて“戦車”をウクライナへ供与

公式発表では「軽戦車」としか書いてないんですけどね。

車種は105mm砲搭載の装輪戦車か

 フランス大統領府は2023年1月4日、同国マクロン大統領とウクライナのゼレンスキー大統領のあいだで電話会談を実施し、そのなかでさらなる軍事援助を実施することを約束したと発表しました。

 具体的には、対空兵器の供与やウクライナ軍の訓練支援、そしてウクライナが西側兵器を購入するために設ける総額2億ユーロの特別基金を設立することなどだそう。なお、これ以外にもフランス製軽戦車をウクライナへ供与することを明言したといいます。 フランスメディアによると、供与される軽戦車とはAMX-10RCとのこと。同車は1970年代後半から生産・配備が始まった戦闘車両で、6輪駆動の車体に105mm砲を搭載した全周旋回式砲塔を装備する、いわゆる装輪戦車です。 すでにフランス陸軍では、AMX-10RCの後継として新型「ジャガー」偵察戦闘車の導入を2022年から始めており、2030年頃までにAMX-10RCを退役させる計画を立てていたことから、今回ウクライナに対する供与対象にしたようです。 フランス大統領府では、西側製の戦車がウクライナへ供与されるのは初めてのケースとしています。

externallink関連リンク

【既存のAMX-10の姿も】外人部隊に配備された「ジャガー」を前後左右から 制式化から10年 陸自最新「10式戦車」の現状 知られざる「自衛隊以外」の配備先も 損失3000両!? ウクライナに“やられた”ロシア戦車3選 最新型も投げ出す→ウ軍が再利用
externallinkコメント一覧

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)