元日本代表FWハーフナー・マイクが現役引退を発表…Jリーグや欧州リーグで得点を量産

 ヴァンフォーレ甲府や日本代表などで活躍したFWハーフナー・マイクが5日、現役を引退することを発表した。所属事務所『UDN SPORTS』が伝えている。

 1987年5月20日生まれのハーフナー・マイクは現在35歳。2006年に横浜F・マリノスでプロキャリアをスタートさせた同選手はその後、アビスパ福岡とサガン鳥栖を経て、2010年にヴァンフォーレ甲府に加入した。初年度から明治安田生命J2リーグで得点王となる20得点を挙げて、チームのJ1リーグ昇格に大きく貢献。翌2011シーズンもヴァンフォーレ甲府の“エースストライカー”としてJ1リーグ17得点をマークする。得点ランキング2位となり、ベストイレブンにも選出された。

 Jリーグでの活躍が評価された同選手は、2012年から欧州リーグに活躍の場を移した。フィテッセ、コルドバ、HJKヘルシンキ、デン・ハーグ(オランダ2部)と3カ国、4つのクラブでプレーし、公式戦通算50得点以上を記録。2017年夏にJリーグに復帰すると、それ以降はヴィッセル神戸や“古巣”ヴァンフォーレ甲府などを渡り歩き、2021年にFC.Bombonera(東海社会人サッカーリーグ2部)へと移籍していた。

 Jリーグや欧州リーグ、そして日本代表でも194cmの長身を武器に“ストライカー”としてゴールを決めてきたハーフナー・マイク。現役引退に際し、同選手は以下のようにコメントを残している。

「突然のご報告になりますが、2022シーズンをもちまして現役を引退することにしました。 後悔することもあるサッカー人生でしたが、行く先々のチームや町でたくさんの素晴らしい出会いがありました。 このサッカー人生で出会った人達と経験はぼくにとってのかけがえのない財産です。 いままで応援してくださった皆様には感謝しかありません。 どんなときでも応援してくれたファン・サポーターの皆様、本当にありがとうございました。 今後はこれまでの経験を生かせるようなことを、自分らしくしていきたいと思っています。ありがとうございました」

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