久保建英は先発で勝利に貢献! レアル・ソシエダが2発快勝で2022年を締めくくる

 ラ・リーガ第15節が31日に行われ、レアル・ソシエダとオサスナが対戦した。

 FIFAワールドカップカタール2022が終わり、ついにラ・リーガが再開。W杯で悔しさを味わったレアル・ソシエダの日本代表MF久保建英は先発し80分までプレー。また、前十字じん帯断裂の大ケガを乗り越えたミケル・オヤルサバルが約9カ月ぶりにベンチへと戻り、86分から出場した。

 序盤の主導権を握るレアル・ソシエダは、22分に先制する。ブライス・メンデスが久保とのワンツーパスでペナルティエリア右に侵入。冷静な切り返しでスライディングタックルを仕掛けてきた相手DFをかわすと、左足でゴール左下を狙ってシュート。ボールはポストにも当たってゴールに吸い込まれた。なお、ラストパスは相手DFにも当たってからB・メンデスに渡ったため、久保のアシストは記録されなかった。

 1点リードで折り返したレアル・ソシエダは、54分に決定機到来。ダビド・シルバの折り返しをゴール前で受けた久保は、相手に囲まれていたため、ヒールでバックパスを選択。モハメド・アリ・チョーが左足で合わせたが、シュートは枠を大きく外れた。久保はその後も右サイドから何度かチャンスを作り出すものの、惜しくもゴールには結びつかない。

 64分、レアル・ソシエダが待望の追加点を獲得する。左サイドから斜めのパスを受けたD・シルバは、芸術的な股抜きフリックでB・メンデスにボールを渡す。B・メンデスが絶妙なスルーパスを供給し、抜け出したアレクサンダー・セルロートがループシュートで相手GKとの一対一を制した。

 オサスナは75分、右からのクロスに頭で合わせたダルコ・ブラシャナツのシュートが相手DFにブロックされると、ペナルティエリア左に流れたボールにエセキエル・アビラが反応。しかし、シュートを打つ直前、戻ってきた久保に体を寄せられて不発に終わった。

 試合はこのまま終了し、レアル・ソシエダはリーグ戦2連勝、オサスナはリーグ戦2連敗となった。次節はコパ・デル・レイ3回戦を挟んで行われ、レアル・ソシエダは8日に敵地でアルメリア、オサスナは9日に敵地でアスレティック・ビルバオと対戦する。

【スコア】
レアル・ソシエダ 2-0 オサスナ

【得点者】
1-0 22分 ブライス・メンデス(レアル・ソシエダ)
2-0 64分 アレクサンダー・セルロート(レアル・ソシエダ)

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