鎌倉七里ガ浜から世界記録!8時間で50mリレーを走った最多人数がギネスに認定

8月19日、JR鎌倉駅から江ノ電から15分ほど、湘南の海を臨む丘の住宅地、七里ガ浜で地域住民が一丸となり素晴らしい快挙が生まれました!『8時間で50mリレーを走った最多人数』の世界新記録更新です。ギネスの認定委員の立ち合いのもと、従来の世界記録1357人を上回る1485人の新記録が認定されました。

競技は、1人50mを走るリレーを8時間続け、走った人数の多さを競うもので、同じ人が二度走ってはならないルールであり、8時間もの間、常にバトンを受け継ぐ人が列を成している状態が必要なため、いかに多くの方々に呼びかけ、参画を得るかが鍵となります。

鎌倉市七里ガ浜では、地元自治会が主催する夏祭り40周年の記念イベントとして企画し、ポスターやSNS等で事前に広く周知することに加え、幼稚園のママやパパのサークル、小学校のサッカーや野球チーム等のつながり等、口コミで人から人に参加を促した結束力が成功のポイントだったと言えます。『地域をつなぐ』がリレーの世界記録挑戦の趣旨とのことでしたが、それを見事に具現化した快挙でした。

当日の実際の様子もまさに『地域をつなぐ』。目標人数を8時間で1600人に設定していたので、単純に1時間200人の参加が必要となり、また、相応のスピードが求められます。中にはジョギング程度のスピードのシニアの方や小さなお子さんと一緒の女性もいますが、これを運動部系の子供たちやここぞと張り切るパパたちがカバーします。列が途切れそうになると、走り終えた方が祭り会場で参加協力を呼びかけます。老若男女が力を合わせる姿が心温まるものでした。
実際に走ってみると、みんなが笑顔で応援してくれることが気持ち良い一方で、ギネス委員が常時モニターし、終了後も参加者リストやビデオをチェックし世界記録達成か否かを厳密に審査するという運用管理体制だったため、たった50mですがそれなりの緊張感を伴う、とてもすがすがしい体験でした。

午前10時に開始し、夕方18時に目標を無事達成しましたが、そこからギネス委員の審査が行われ、いよいよ19時過ぎに世界新記録達成か否かの発表。途中でバトンを落としたシーンもあり、もしかすると認定されないのではないかとの心配も感じられる会場のムードの中、1485人までの記録をギネス世界新記録として認める発表に、会場はどよめき、観衆が沸き立ち、大歓声があがりました。祝福のシャンパンのように振り出した大雨の中、拳を突き上げて雄叫びをあげた企画実行チームのメンバー中里成光さんは「七里ガ浜から皆の力で世界一を生み出したいとずっと思っていたので、今日は本当に嬉しい。やった!!という感じです」と喜びを表現していました。
また、乾杯で祝福し握手する大人達だけでなく、子供たちが「世界記録になったって!」とハイタッチして喜ぶ姿が印象的でした。
記録はいつか破られるかもしれませんが、この日の思い出は参加した地域の人たちにとって一生の思い出として鮮やかに胸に刻まれ、『地域のつながり』を強くしたことは間違いない、素晴らしいイベントでした。

externallinkコメント一覧

鎌倉七里ガ浜から世界記録!8時間で50mリレーを走った最多人数がギネスに認定 へのコメント 2件 』

  • 投稿者:えびす

    いざ、鎌倉ですね。

  • 投稿者:えび

    「すわ、鎌倉!」で鎌倉の関東武士達がやれば軽くギネス記録更新するんじゃないのか?

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