夏の米沢ラーメンは冷やし

夏の山形県米沢、まず米沢市といえば、思い出すのは、牛肉だと思います。確かに牛肉は、米沢現地でもポピュラーで、街中に「牛」の文字が溢れています。しかし今回はこの季節ならではの逸品・米沢ラーメンをご紹介です。

市内には、100軒以上の米沢ラーメン店があり、逆に普通の街にある定食屋が無いということです。米沢のラーメンは基本的に、細打ち縮れ麺に鶏ガラと煮干しのとてもさっぱりあっさりとした後味のよいスープが特徴です。また、米沢ラーメンには夏季限定のラーメン「冷やしラーメン」があります。

もともと、山形はラーメンの消費量が日本一で、その消費量を落とさないために発明されたのが米沢の熱い夏でも食べられる「冷やしラーメン」ということです。氷がなければ普通のラーメンと変わらない冷やしラーメンですが、浅い皿にハムや卵などを乗せる「冷やし中華」とは違います。

もちろん、暖かいラーメンを冷やしただけではなく、ちゃんとスープも冷製仕様になっており、味も、しっかりと出汁の味がするのに、サッパリとしていて、冷たいのに合う、美味しい味で、暖かいラーメンとは、違う出汁でした。また、冷やしているので、麺のコシが暖かいラーメンより強くなる気がします。この、冷やし中華ではなく、冷やしラーメン、是非、お試しあれ!です。

筆者は米沢市上杉博物館の見学を終えて、向かいにあるにあるラーメン屋さんで食しましたが、隣の上杉城史苑では、お土産用の冷やしラーメンも売っています。暑い夏に、汗をかきながら食べるラーメンも良いですが、米沢にお立ち寄りの機会があれば、是非、この特製冷製スープの冷やしラーメンを試してみましょう。

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