田嶋幸三氏に逆風…カリブ海の25協会、インファンティーノ会長の再選支持を発表

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 カリブ海サッカー連合(CFU)は6日、2027年に行われる国際サッカー連盟(FIFA)会長選挙において、FIFAに加盟する25協会がジャンニ・インファンティーノ会長の再選を共同で支持すると表明した。

 CFUはFIFAによる各種の発展支援策を評価。具体的には、「サッカーのインフラ整備への投資、技術プログラム、各種大会、ユース年代と女子サッカーへの支援、組織の運営能力の強化」などだ。CFUは加盟協会の多くが、いまも限られた資金と人材で運営を続けているとし、「FIFAの支援が地域全体でサッカーの発展を後押しし、機会を広げる取り組みに役立ってきた」と説明している。

 一方でCFUは、「サッカー界全体に対し、透明性の向上、適切なガバナンス、実効性のある改革を引き続き求めていく」ともコメント。「今回の支持は、FIFAが説明責任の強化を進め、最高水準のガバナンスを維持し、すべての加盟協会が公正に代表され、適切に支援されるために必要な改革を進めることを期待したうえで表明されたものだ」と強調した。

 インファンティーノ会長は、FIFAワールドカップを含む商業権をめぐる巨額の投資計画を十分な協議なく進めようとしたことや、アメリカのドナルド・トランプ大統領との親密な関係などを背景に、運営の透明性や政治的中立性を疑問視され、欧州サッカー連盟(UEFA)を中心に批判を集めていた。

 CFUの上位組織である北中米カリブ海サッカー連盟(CONCACAF)も当初はインファンティーノ会長の再選に「ノー」を突きつけていたが、すでにメキシコが翻意し、メンバーの大多数を占めるCFUもインファンティーノ会長を支持。カナダ、アメリカ、および中米7カ国の今後の動向に注目が集まる。

 日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三名誉会長は、インファンティーノ政権の不透明なガバナンスなどに異を唱えて、会長選挙への出馬を表明している。しかし、南米、アフリカ、中東などに加え、CFUの25票もライバルの手に渡ることが濃厚となった。