菅原由勢が加入後初先発も、カリアリは3連敗と苦境が続く…セリエAで上位を争うローマが4発大勝

日本の造船業、グループに集約?

 セリエA第9節が現地時間で27日に行われ、ローマとカリアリが対戦した。

 今シーズン、ローマは8シーズンぶりにチャンピオンズリーグ(CL)と並行するスケジュールに身を置いており、ここまでは5勝3分け無敗と悪くないスタートを切った。ただし、首位を走る“宿敵”のラツィオには勝ち点差を「4」まで広げられており、これ以上その差を引き離されるわけにはいかない。このような状況で迎えた今節は、セリエA開幕5試合を4勝1敗で駆け抜けながら、直近3試合は白星に見放されているカリアリと対戦した。

 今夏、サウサンプトンからカリアリにレンタル移籍で加わった菅原由勢が、加入後初のスターティングメンバーに名を連ねた一戦は、序盤の10分、ニッコロ・ピジッリのハンドによってカリアリにPKが与えられると、ムバラ・エンゾラが冷静に決め、カリアリが先手を取る。

 しかしながら、ローマは失点からわずか5分後の15分、ゴール前に走り込み、左サイドからのクロスボールに合わせたエマヌエレ・ルッリが、ヘディングシュートで同点弾を奪う。さらに、続く21分には、右サイドを駆け上がったルッリのクロスボールを、ピジッリがダイレクトで沈め、ローマが逆転に成功して前半を終えた。

 後半に入ると、一進一退の攻防が続くも、よりゴールへの勢いを示したのはカリアリ。なかなかGKピエルルイジ・ゴッリーニの牙城を崩せずに時計の針が進んだものの、81分、ペナルティエリア左のスペースでスルーパスを呼び込んだダニエル・マルディーニが、左足で流し込み、遂にカリアリが同点ゴールを奪う。

 ただし、今のローマは、このままでは終わらなかった。85分、右サイドからのクロスボールをロドリゴ・モラが頭で決め、再びローマが勝ち越すと、直後の87分には、途中出場していたドニエル・マレンが、モラとのパス交換でゴール前に侵入すると、強引にゴールを奪う。“エース”の一撃で勝利を決定付けた。

 この結果、ローマはセリエA無敗をキープ。今節を既に消化したラツィオも勝利しているため、勝ち点差は「4」のままとなっている。一方で、カリアリは痛恨の3連敗。菅原は後半アディショナルタイムに途中交代でピッチを後にした。

 次節、ローマは31日にウディネーゼと、カリアリは11月1日にラツィオと、それぞれアウェイで対戦する。

【スコア】
ローマ 4-2 カリアリ

【得点者】
0-1 10分 ムバラ・エンゾラ(カリアリ)
1-1 15分 エマヌエレ・ルッリ(ローマ)
2-1 21分 ニッコロ・ピジッリ(ローマ)
2-2 81分 ダニエル・マルディーニ(カリアリ)
3-2 85分 ロドリゴ・モラ(ローマ)
4-2 87分 ドニエル・マレン(ローマ)

【ハイライト動画】取られた直後に取り返す! ローマは若き才能が次々躍動