カラバオ・カップ(EFLカップ)4回戦が現地時間27日に行われ、アーセナルとフリートウッド・タウンが対戦した。
ここまでプレミアリーグでは7勝1敗と、2連覇に向けて上々のスタートを切ったアーセナル。チャンピオンズリーグ(CL)でも2連勝の後、バイエルンと3-3のドローゲームを演じるなど、チーム状態は決して悪くない。
カラバオ・カップでは3回戦で、同じプレミアリーグのイプスウィッチを4-2で撃破。迎える4回戦では、リーグ2(イングランド4部)のフリートウッド・タウンと激突。フリートウッド・タウンは、同大会を1回戦から勝ち進んでおり、3回戦ではチャンピオンシップ(イングランド2部)のシェフィールド・ユナイテッドを1-0で破っていた。
試合は21分、意外な形で動く。最前線でボールを収めたアーロン・ブラッドリー・ルーパロビが、マーリー・サーモンを背負ったところから、前を向いて振り切ると、左足でGKの股下を通す一撃を沈める。フリートウッド・タウンが先制した。
前半はこのままフリートウッド・タウンの1点リードで終了したものの、後半に入ると、アーセナルが遂に反撃に移る。50分、左サイド大外でベン・ホワイトからサイドチェンジのボールを受けたシーダッチ・オニールが、右足で鋭い弾道のクロスボールを送る。ゴール前で粘ったヴィクトル・ギェケレシュは、倒れ込みながらも強引にゴールにねじ込み、アーセナルが試合を振り出しに戻した。
1-1となる以前からではあったものの、試合の主導権はアーセナルが握り続けるが、勝敗を分けるの逆転ゴールが奪えない。このまま終盤に突入すると、84分にはタッチライン際で相手のスライディングタックルを受けたマックス・ダウマンが、報復行為により退場処分を受ける。10人に追い込まれたアーセナルは、90分間では決着をつけることができず、試合の行方はPK戦に委ねられた。
PK戦では、先攻のフリートウッド・タウンが5名成功したのに対し、後攻のアーセナルは3名が成功。両チームともに3人までは全員が成功していたが、アーセナルの4人目だったブルーノ・ギマランイスのシュートをGKジェイ・リンチがストップ。この結果、フリートウッド・タウンがアーセナルを下し、5回戦(準々決勝)進出を決めた。
カラバオ・カップ準々決勝は、12月の3週目に行われる予定となっている。
【スコア】
フリートウッド・タウン 1-1(PK戦:5-3) アーセナル
【得点者】
1-0 21分 アーロン・ブラッドリー・ルーパロビ(フリートウッド・タウン)
1-1 50分 ヴィクトル・ギェケレシュ(アーセナル)
【ハイライト動画】奇跡を起こした90分間