海上自衛隊の護衛艦が「記念撮影」? いえ、本気の「訓練」です! 映える1枚に隠された操艦テクニックとは

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海上自衛隊が公開した護衛艦4隻の見事な写真。一見すると記念撮影ですが、その裏には高度な技術を要する訓練としての一面があるのです。

護衛艦の“かっこいい写真”を撮るための訓練?

 海上自衛隊舞鶴地方総監部が2026年10月16日、護衛艦たちの雄姿を公式SNSに投稿しました。舞鶴に所在する第3水上戦隊による「PHOTEX」の写真です。

 PHOTOEX(またはPHOTEXとも)とは、Photo Exerciseの略。艦艇や航空機が連携し、隊列・編隊を組んで機動するもので、広報用などの写真撮影のために実施されます。こう聞くと単なる「記念撮影」のようですが、“映える”ように各艦が接近した状態で隊列を組むため、正確で繊細な操艦が求められる訓練としての要素もあるのです。

 公開された写真では、第3水上戦隊に所属する4隻の護衛艦が、青空のもと横隊や梯形などを組み、巧みな連携を見せています。第3水上戦隊には、こんごう型3番艦「みょうこう」と、あたご型ネームシップ「あたご」のミサイル護衛艦(イージス艦)2隻。そして、あきづき型4番艦「ふゆづき」と、あさぎり型6番艦「せとぎり」の汎用護衛艦2隻、合計4隻が所属しています。

 海上自衛隊では2025年度末に大幅な組織改編を行い、中核部隊である「護衛艦隊」を「水上艦隊」として再編しました。機動部隊である4個の「護衛隊群」は、3個の「水上戦群」となり、それぞれの水上戦群の下に3個の「水上戦隊」が置かれています。第3水上戦隊は、舞鶴に司令部を置く第3水上戦群の隷下部隊です。