鈴木唯人奮闘も、バイエルンが今季2度目の連勝! 途中出場でフライブルクデビューの山本理仁はOG誘発

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 ブンデスリーガ第7節が現地時間25日に行われ、フライブルクとバイエルンが対戦した。

 フライブルクはブンデスリーガの序盤戦で上々のスタートを切った。ここまでの成績は4勝1分け1敗。一方で、直近の公式戦はカンファレンスリーグ(ECL)も含めて2連敗を喫しており、巻き返しを目指し、ドイツの“絶対王者”をホームで迎え撃つ。

 対するバイエルンは、ここまで4勝2分けと無敗をキープ。前節終了時点で首位に立っていたが、今節を消化したドルトムントは既に勝ち点3を積み上げている。同勝ち点で次節のデア・クラシカーを迎えるためには、今節は勝利以外は許されない。

 フライブルクに所属する鈴木唯人と長田澪(ミオ・バックハウス)は先発に名を連ね、山本理仁と後藤啓介はベンチスタート。バイエルンに所属する伊藤洋輝もベンチから出番を待つゲームは、序盤の16分に試合が動く。フライブルクはバイエルンのハイプレスを掻い潜り、ピッチ中央付近で前を向いた鈴木にボールが渡ると、ドリブルでの前進から右サイドへ広げ、最後はヤン・ニクラス・ベステがカットインからフィニッシュまで持ち込む。ここはダヨ・ウパメカノにブロックされる。

 すると、バイエルンがここから一気にカウンターへ。ブロックしたウパメカノが前方へ繋ぎ、コンラート・ライマーがポストプレーで右サイドに繋ぐと、待っていたミカエル・オリーズは、中央のスペースを駆け上がったウパメカノを見逃さない。動き続けたウパメカノが背後のスペースを突くと、最後はGKミオ・バックハウスとの1対1を落ち着いて沈め、バイエルンが先手を取った。

 フライブルクとしては、良い形でゴール前へ迫る形も皆無ではなかったものの、なかなか決定的な形でバイエルンのゴールを脅かすには至らない。このような状況で前半も終盤へ向かっていく。

 バイエルンは、1点のリードのみで前半を終わらせることを許さなかった。42分、自陣右サイドで相手を背負ったレナート・カールがボールを逆サイドへ広げると、ヨナタン・ター、セルジュ・ニャブリを経由し、左サイド大外のナサニエル・ブラウンにボールが渡る。スルーパスに反応したのは、パスアンドゴーで背後のスペースを狙っていたニャブリ。ペナルティエリア左の位置から冷静に流し込み、バイエルンが2点をリードして前半を終えた。

 後半に入ると58分、フライブルクは山本を投入。今夏の加入後、フライブルクのトップチームでデビューとなるクリエイターを送り出したが、なかなか反撃の狼煙を上げる1点は生まれない。バイエルンの猛攻を受ける時間もあったものの、GKミオ・バックハウスの奮闘でこれ以上の失点を喫することなく試合を進めると、終盤に入った82分、フライブルクに待望の瞬間が到来する。

 ヴィンチェンツォ・グリフォからのスルーパスで、左ニアゾーンに侵入したジョーディ・マケンゴがグラウンダーのボールを折り返すと、このボールに合わせたのは山本。最終的にはトム・ビショフのオウンゴールを呼び込み、フライブルクが1点差に詰め寄った。

 逃げ切りを図るバイエルンは伊藤を投入。フライブルクは同点を目指して攻勢を強める。鈴木は攻撃陣の中心に立ち、山本も自らゴールを脅かしたが、決定的な2点目は生まれない。

 このような状況で後半アディショナルタイムを迎えると、前がかりになったフライブルクに生まれた隙を見逃さず、バイエルンがトドメを刺す。ペナルティエリア外で浮き球ボールを処理しようとしたGKミオ・バックハウスを、オリーズが捕まえ、無人のゴールに流し込む。バイエルンが再びリードを2点に広げ、試合はタイムアップを迎えた。

 この結果、バイエルンはブンデスリーガで今季2度目の連勝を飾り、翌週に控えた首位決戦の“デア・クラシカー”を迎えることとなった。一方、フライブルクは公式戦3連敗となった。鈴木はフル出場を果たし、後藤に出番はなかった。

 この後、両チームは28日にDFBポカール2回戦の戦いを控えている。フライブルクは塩貝健人が所属するヴォルフスブルクと、バイエルンはマクデブルクと、それぞれ対戦する。

【スコア】
フライブルク 1-3 バイエルン

【得点者】
0-1 16分 ダヨ・ウパメカノ(バイエルン)
0-2 42分 セルジュ・ニャブリ(バイエルン)
1-2 82分 トム・ビショフ(OG/フライブルク)
1-3 90+5分 ミカエル・オリーズ(バイエルン)

【動画】自ら守り、自ら仕留めたウパメカノ!