「空母のような海自艦」がフェリーを護衛! “圧巻の護送船団”を上空から捉えたショットを防衛省が公開

日本の造船企業が活躍する鍵とは

日米共同統合演習「キーン・ソード27」において、護衛艦がPFI船舶「ナッチャンNEO」を護衛しました。

護衛艦と防衛省のPFI船舶が輸送訓練

 防衛省の統合作戦司令部は2026年10月21日、日米共同統合演習「キーン・ソード27」において、護衛艦が同省のPFI船舶「ナッチャンNEO」「はくおうII」と共に輸送訓練を行う様子を上空から捉えた画像を公開しました。

「キーン・ソード27」は、10月19日から10月29日までの計11日間、自衛隊と米軍がインド太平洋地域における抑止力や対処力の強化を目的に実施。自衛隊からは人員約4万5000人、車両約6100両、艦艇約40隻、航空機約260機が参加します。

「ナッチャンNEO」は、青森~函館を結ぶ津軽海峡フェリーの大型旅客船「ブルールミナス」、「はくおうII」は舞鶴~小樽などを結ぶ新日本海フェリーの「はまなす」を改装した船で、防衛省がPFI方式で借り上げて運用しています。

 今回の演習では北海道から九州、沖縄まで部隊や装備品を輸送する訓練を行います。

 その一部となる鹿児島から沖縄までの輸送訓練では「ナッチャンNEO」「はくおうII」のほか、自衛隊海上輸送群の中型輸送艦「ようこう」や小型輸送艦「にほんばれ」、油槽船「YOT-02」、護衛艦「ひゅうが」「ふゆづき」「せとぎり」、さらにアメリカ陸軍の汎用揚陸艇(LCU)なども参加した模様です。

 ちなみに「ひゅうが」は、船首から船尾までつながる全通甲板を持つヘリコプター搭載護衛艦(DDH)です。海上自衛隊の護衛艦の中では「いずも」「かが」に次ぐ大きさを誇ります。艦尾には16セルのMK41 VLSや3連装短魚雷発射管を装備し、いずも型よりも強力な兵装を持ちます。