スペインサッカー連盟(RFEF)の規律委員会は21日、ベティスに所属するMFファクンド・ベルナルに対して4試合の出場停止処分を科すことを発表した。
ラ・リーガ第9節が現地時間17日に行われ、ベティスはバルセロナとホームで対戦。前半途中に同点へ追いつくなど善戦したものの、2–5の敗戦を喫していた。
この一戦ではMFファクンド・ベルナルが一発退場。1-3で迎えた53分、アブデ・エザルズリのゴールで1点差に迫った直後にF・ベルナルとバルセロナのFWラミン・ヤマルが衝突する。ヤマルがF・ベルナルに体当たりするような形となり、その後にF・ベルナルがヤマルに頭突き。この一連の揉み合いにより、F・ベルナルにレッドカード、ヤマルにイエローカードが提示されていた。
主審を務めたデ・ブルゴス・ベンゴエチェア氏は、試合後の報告書で、F・ベルナルの退場理由について「この選手は、ボールがない状況で相手選手(ヤマル)の首をつかみ、立て続けに2回の頭突きをした」と報告した。
この退場処分を受け、ベティス側は「審判の報告書には、直前の衝突や相手選手の介入が適切に反映されていないという明白で重大な誤りがある」と主張。F・ベルナルの行動の要因にヤマル側の問題があったとして異議申し立てを行っていた。
しかし、規律委員会は「処分を下された選手(F・ベルナル)が、審判の報告書に記載されている行為を実際に行ったことは明確になっている」と指摘。同選手の暴力行為があったと認定したうえで、「4試合の出場停止処分を科すことが適切である。本委員会は、クラブが主張する十分な挑発行為という情状酌量事由の有無を評価する必要はないと考える」と述べ、ベティス側の主張を退けた。
なお、スペインメディア『マルカ』によると、異議申し立てを棄却されたベティスは、処分の軽減または覆しを求めて上訴委員会へ申し立てを行う予定だという。