ここができれば「東京-宇都宮の最短路」全て4車線以上に! “最後の2車線区間”拡幅にメド 「新4号」と双璧の高規格ルートが概成へ

今、空き家がビジネスになる理由

新4号と双璧を成す東京方面~宇都宮の大動脈として改良が進む「常総・宇都宮東部連絡道路」そのなかで唯一残る2車線区間の解消にメドが立っています。

東京-宇都宮の“最後の2車線区間”

 栃木県は2026年9月、2026年度第1回目の公共事業評価委員会を開催し、国道294号「二宮拡幅」事業について進捗を共有しました。

 二宮拡幅は、国道294号の真岡市久下田から寺内まで(旧・二宮町)の延長4.1kmについて、現在の2車線道路を4車線に拡幅するものです。

 この区間は、常磐道の谷和原IC(茨城県つくばみらい市)から東北道の矢板ICまでを結ぶ約100kmの地域高規格道路「常総・宇都宮東部連絡道路」の一部を構成しています。この道路は、東京から宇都宮への最短ルートにもなることから、栃木県内では高規格なバイパス建設も進められてきましたが、二宮拡幅の区間は、そのルート上で唯一の2車線区間となっています。

 事業は2020年度から始まり、すでに用地は100%取得済み。2026年度末時点の進捗率は71%となる見込みで、事業期間は従前通り「2027年度」とされました。10月に二宮拡幅の区間を実際に通ると、4.1kmのほとんどで拡幅される部分の築造あるいは切り回しが進められており、進捗を実感できるものとなっています。

 ただし、総事業費については37億円から49億円の増額となっています。それでも事業の費用対効果を示すB/Cは3.8と高い水準です。

「常総・宇都宮東部連絡道路」ではこのほかにも、最高速度80km/hに指定されている国道408号「鬼怒テクノ通り」(真岡南バイパス)のうち最後まで残っていた真岡市内の平面交差点が2026年7月に立体化したばかり。鬼怒テクノ通り終端で立体部が暫定開通した宇都宮市「氷室陸橋」も2027年度には立体部が4車線化される見込みで、宇都宮までの区間は全て4車線以上が確保されます。

 東京~宇都宮の大幹線といえば、まず浮かぶのは国道4号のバイパスである新4号国道ですが、それと双璧をなす新たな大動脈として国道294号~408号ルートが存在感を高めています。