岩井コスモ証券(大阪市)の業務委託先へのサイバー攻撃を巡り、金融庁が証券会社の実態把握を始めたことが21日、分かった。インターネット取引システムの運用を委託しているトレードワークス(東京)が他の証券会社にもシステムを提供しているため、同種の被害が発生していないか、聞き取り調査を行ったもようだ。
岩井コスモ証券がトレードワークスに委託しているシステムが攻撃を受け、5口座で顧客が意図しない不正な売買注文が成立していた。攻撃にはAI(人工知能)が使われた可能性がある。システムは既に復旧しており、取引前の状態に戻す措置を済ませたため、顧客に負担は発生していないという。