草川直弥&知念英和、役とリンクする素顔 “8年の両片思い”演じる2人がキュンとした瞬間とは【「青と碧」インタビュー】

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ドラマ「青と碧」(BS朝日毎週月曜23時24分〜ほか/Leminoにて独占先行配信中)でW主演を務める草川直弥(くさかわ・なおや/28)と俳優の知念英和(ちねん・ひでかず/21)。世話焼きな碧と、周りから“赤ちゃん”と呼ばれる青。互いに「そのまま」と認め合うほど役とリンクする2人に、インタビュー前編では役柄との共通点や撮影現場で“キュン”とした瞬間などを語ってもらった。

◆草川直弥&知念英和W主演「青と碧」

漫画家・ろじ氏による同名BL作品(フランス書院)を実写ドラマ化。学力も運動も学年トップの天才でありながら、まっすぐな好意を無邪気に向ける葉山青(知念)と、そんな青の世話を焼きつつも素直になれない山村碧(草川)。高校で出会い惹かれ合いながらも、世間一般の「普通」でありたいという思いから“両片思い”のまま社会人となった2人が、8年の歳月をかけて一歩ずつ歩みを進めていくピュアラブストーリーだ。

◆知念英和&草川直弥、役柄との共通点

― 初めに、ご自身が演じるキャラクターの印象を教えてください。

知念:青は周りの人から「赤ちゃん」と言われるくらい、すごくバブみのあるキャラクターだなというのが最初に読んだ時の印象でした。それでいて勉強もスポーツもできる天才肌。僕の幼なじみにも天才肌の子がいて、その子の背中を追ってバドミントンと書道を始めたんです。その子を思い浮かべながら役作りしたところがあります。

― 役との共通点はありますか?

知念:マイペースなところと、自分の世界に入り込んでしまうところは、特に似ているかなと思います。

― バドミントンと書道を両立されていたということは、知念さんも器用なタイプ?

知念:すごく不器用です(笑)。周りの方に「思わず手を差し伸べたくなるよね」と言っていただけることがあって、青にもそういう雰囲気があるのでそこも似ているのかもしれないです!

― 草川さんはいかがですか?

草川:僕が演じた碧は世話焼き上手で、青が天才だとしたら碧は秀才。かつ、周りの人にも恵まれているというか。一見クールに見えるけれど、優しい心を持っている。共通点は…僕、お世話はそんなに好きじゃないんですが(笑)、せざるを得ない時があるので、そういう世話焼きなところは似ているのかなと思います。

― せざるを得ない時というのは…?

草川:普段ONE N’ ONLYで活動している時に「お母さん」とか「ママ」と言われることが多いので(笑)。でも、それが役に落とし込む時にはやりやすかったので、良かったなと思いました。

― 知念さんは、草川さんにお母さんっぽさを感じたことは?

知念:とにかく視野が広いんです。現場でも空気感を作ってくださいましたし、暑い日の撮影では冷たいドリンクを差し入れてくださったり。そういう気遣いや、何でも受け入れてくれる器の大きさをすごく感じていて。グループでもお母さん的なポジションだと聞いた時に「やっぱりそうなんだ!」と納得しました。すごく尊敬しますし、僕もそんな人になりたいと思いました。

― ドリンクの差し入れをされていたんですね。

知念:しかも何度もです!「飲んでね」って言ってくださって。

草川:(笑)。

― 草川さんは自主的に?

草川:そうです。今回は夏の撮影で暑いシーンもすごく多かったので、学校のシーンの時はアイスや飲み物を差し入れました。みんなにとっていい環境になればという思いと、感謝も込めてさせていただきました。

◆草川直弥が明かす知念英和の“バブみ”「こんな子は初めて」

― お互いから見て、相手と役がリンクする部分はありますか?

知念:青の突拍子もない言動も、流さずに受け止めてくれるのが碧くんの良さだと思っています。原作でも碧くんは自分で世話焼きだと自負しているんですけど、本当に直弥さんと重なる部分が多くて、そのままの直弥さんを碧くんとして見ることができました。

草川:もう、あのままです。僕も“バブ”って言われることが多いんですが、僕以上というか、こんなにバブみがある子は初めて見ました(笑)。見た目もそうですし、言動も「可愛いな〜」ってなるタイプ。現場でも常に周りに人がいて、「青!青!」ってずっと呼ばれていました。そういうところが、この子が愛される理由なんだろうなと。本当にハマり役でした。

― 特にバブみを感じた言動は?

草川:説明してもらったことをわかってそうで全然わかってないことが多かったり、ちょっと抜けていたり。そういうところも可愛いなって思います。僕は「直弥さん」と呼ばれているんですが、「碧くん」「直弥さん」と連呼しているうちに、「直弥くん」「碧さん」と逆になっちゃったり(笑)。そういう些細なこと1つ1つにすごく感じます。

― そう言われて、知念さんはいかがですか?

知念:嬉しいです(笑)。天才型なのに可愛さもある役を自分がやりきれるのかなと不安でした。でもカットがかかると、直弥さんが「今の可愛かったよ」とさらっと言ってくださって。その一言がすごく自信になって、現場でも前向きに取り組めました。本当にありがたかったです。

◆草川直弥&知念英和、高校生から社会人までの8年間を体現

― 高校生から社会人までを演じられますが、その変化について意識したことはありますか?

知念:青は物語全体を通して大きく成長するというよりは、碧くんの気持ちが変わるまでずっと待ち続けて、一途に思い続けた子なんです。本読みの時に監督から「青は大人になっても、学生時代からずっと変わらずにいてほしい」というお話を受けて、青の一途さを大切にしていました。もちろん周りのキャラクターと関わっていく中で起こる変化や、青が1人になって自分に正直になる場面は変化がちゃんと見せられるように意識しながら演じました。

草川:僕は意識したというよりは、撮影が高校生のブロックから始まったので、だんだん成長していく過程をそのまま体現できた感覚です。作品を撮り進めるにつれて、自然と大人になっていきました。碧は青のおかげで素直になろうとしていく人物ですが、青を見ていたからこそ変わることができたんだと思います。役として意識したというより、山村碧として生きていたら自然に変化していきました。

― 8年間、両片思いを続けることについて、率直にどう思われますか?

草川:素敵だなと思います。1人の人を8年間も思い続けるのは、すごいことですよね。

知念:僕も同じく、本当に尊いことだなと思います。青は自分の愛を相手に押し付けるのではなく、待ち続ける。待つことの大切さをこの作品で感じましたし、心が浄化されるような感覚がありました。素直に伝えることは本当に大切なんだなと思いながら取り組んでいました。撮影のときにすごく素敵だなと思ったお話があって。スタッフさんが、青と碧を見てきて「素直に気持ちを伝えるのって本当に素敵だな」と思ったそうで、この作品をきっかけに「妻に改めて愛の言葉を伝えたんだよね」とおっしゃっていて。それがすごく素敵だなと思いましたし、視聴者の皆さんも誰かに思いを伝えたいと感じていただけたら嬉しいです。

◆草川直弥&知念英和、互いに“キュン”とした瞬間

― 撮影現場で、お互いに“キュン”としたエピソードがあれば教えてください。

知念:原作にもある、校庭でリレーをするシーンです。真夏の暑い中で一緒に走るシーンを撮ったんですけど、今までで1番走って、へとへとになりながら横目で直弥さんを見たら、すごく涼しい顔をされていて(笑)。しかも「休んでおきな」という配慮までしてくださって。体力お化けだなと思ったのが、すごく印象に残っています。あと、高校時代に碧くんと仲良くなりたくて、青が「碧くん!」と呼んだ後に「山村くん」と言い直すシーンがあるんですけど、そこで碧が「碧でいい」と返す、ちょっとツンの入った表情と言い方にすごくキュンとしました。視聴者の皆さんにもぜひ見ていただきたいシーンです。

草川:僕は、お家でのシーンで、2人でじゃれ合うところ。本当に可愛いところがいっぱいあって、そういうところにキュンキュンしました。

― 知念さん演じる青の可愛いところを3つ教えてください!

草川:高校時代にありさちゃん(鶴嶋乃愛)と志麻ちゃん(藤本ばんび)に「碧くんのことが好きかも」と言うところ。あと「なんで会ってくれるの?」というセリフも可愛かったです。でも1番は、カフェのシーンでバブみのある顔で窓にほっぺを押し当てて、外から「碧く〜ん!」と手を振ってくれるところ。僕のほっぺをむにゅっと掴むシーンも可愛かったです。

知念:4つだ!

草川:4つ出ちゃった〜(笑)。

知念:嬉しいです!

◆草川直弥&知念英和、作品に込めた思い

― 改めて、この作品を初めてご覧になる方へ、注目ポイントも含めてメッセージをお願いします。

知念:原作のファンの方もたくさんいらっしゃる作品で、キャストもスタッフさんもみんなで大切に愛を注いだ作品になっています。特に直弥さんが演じる碧くんと僕が演じる青くん、僕ら2人が演じる意味を、監督やスタッフの皆さんとしっかり話し合いながら作り上げてきたので、何か感じていただけるものがあればいいなと思います。素直に気持ちを伝えることや自分らしさを大切にすることで、前向きな気持ちになっていただけたらとても嬉しいですし、「この作品が生きがいになる」と言ってくださるようなファンの方が1人でも多く増えたらいいなと思っています。

草川:ろじ先生が初めて描かれた創作BL作品でもありますし、原作のファンの方も多い作品です。原作ファンの方には、原作では描かれていないところや、描かれているシーンでもさらに深掘りしているところを楽しんでもらいたいですし、ドラマから知っていただいた方には原作も絶対に読んでいただきたいです。本当にたくさんの人に愛してほしい作品です。「こんな優しい世界いいな」と思ってもらえたら嬉しいです。

(modelpress編集部)

<草川直弥>
スタイリスト:岡本健太郎
ヘアメイク:石川ユウキ

<知念英和>
スタイリスト:高田未玖
ヘアメイク:松田陵

◆草川直弥(くさかわ・なおや)プロフィール

1998年4月6日生まれ、東京都出身。俳優として「問題物件」(フジテレビ系/2025年)、「未解決の女 警視庁文書捜査官 Season3」(テレビ朝日系/2026年)、「本命じゃなきゃよかったのに」(MBS/2026年)などに出演。ダンス&ボーカルグループ・ONE N’ ONLYのラップ&ダンサーとして活動。

◆知念英和(ちねん・ひでかず)プロフィール

2005年3月19日生まれ、沖縄県出身。2021年にスターダストプロモーションが開催した第2回「スター☆オーディション」でファイナリストに選出。「仮面ライダーガヴ」(テレビ朝日系/2024年)で主演を務め、現在は「よるのブランチ」(TBS系)にレギュラー出演中。2027年2月26日公開の「映画 1リットルの涙」などが控える。