不正アクセス、中国系AI悪用か=国内企業に攻撃―GMO子会社調査

空き家の85%、1年後も空き家

 日本企業を狙った不正アクセスで、中国系の人工知能(AI)が悪用された可能性があることが20日までに、GMOインターネットグループ子会社のセキュリティー企業による調査で分かった。攻撃元を調べたところ、AIによる侵入テストなどを行う中国系のツール「ARTEX(アルテックス)」が使われたことを確認したという。
 サイバー攻撃は高性能AIの活用で急速に高度化しているとされ、大量の個人情報が流出するなど被害も拡大。より強固なサイバー防御体制の構築が急務になっている。
 調査したのはGMOサイバーセキュリティbyイエラエ(東京)。実際に不正アクセスを受けた企業の状況を調査したところ、攻撃に使われたサーバー6台を確認、いずれもアルテックスが利用されていた。
 6台を通じて標的になったのは金融、物流事業者などの日本企業で、このうち8社は9~10月に情報漏えいを公表した。GMOサイバーセキュリティ社は「同一の攻撃グループによる犯行により、複数の被害が発生している」と指摘している。