両備バスとJRバス中国が、運休していた高速バス「倉敷・岡山~東京駅線」を再開。名称も一新し、東京駅のバス停も変わります。
新愛称は「MOMOドリームライン」
両備ホールディングスとJRバス中国は2026年10月19日、これまで運休していた高速バス「倉敷・岡山~東京駅線」を、同年11月19日より新たな共同運行体制で運行再開すると発表しました。
これに伴い、路線の愛称を旧「ままかりライナー」から「MOMOドリームライン」へと一新します。新名称は、岡山のシンボルである「桃(MOMO)」と、JRバス中国の夜行バスを象徴する愛称「ドリーム」を掛け合わせて命名。「岡山から東京へ向かう若い世代に、夢(ドリーム)を持ってほしい」という想いが込められているといいます。
今回の運行再開では、東京側の発着地が大きく変わります。従来、東京駅の停留所は八重洲通りの路上に置かれた東北急行バスの屋外乗り場でしたが、天候に左右されない東京ミッドタウン八重洲地下の「バスターミナル東京八重洲(地下B)」へ直接乗り入れることになりました。
また、岡山側では新たに「岡山大学筋」停留所を設け、若年層の東京遠征や就職活動、帰省などでの利便性向上を図ります。なお、区間の見直しに伴い、上野駅前および東京ディズニーランドへの運行は終了し、東京側はバスターミナル東京八重洲1か所のみとなります。
車両は3列独立シートで、各席カーテン、トイレ、コンセントなどを備えます。運行会社によってはブランケットやアイマスク、スリッパといったアメニティも提供される予定です。
この路線は、かつて両備バスと東北急行バスの共同運行による「ままかりライナー」として運行され、浅草駅前などにも停車していました。
コロナ禍による運休期間を経て、2024年3月には両備バスが単独で「ままかりライナー2nd」として運行を再開。この際に使用車両を3列シートに改めていました。そして今回、新たにJRバス中国を共同運行のパートナーとして迎え、路線名も一新して2度目の“復活”を遂げることになります。
総走行距離は約680kmで、所要時間は約10時間30分。運行は倉敷・岡山発が2026年11月19日から、東京発は翌20日から開始されます。予約受付は乗車日の1か月と1日前からで、運賃は需要に応じて変動するダイナミックプライシングを導入し、大人片道7500円から1万5000円ですが、運行開始を記念して11月30日までの乗車分は片道一律7500円になるキャンペーンを実施するとしています。