「辞任を要求し続ければいい」…レアルサポーターが掲げた横断幕に対し、テバス会長が反応

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 ラ・リーガのハビエル・テバス会長が、レアル・マドリードの一部サポーターによる自身を標的にした横断幕に対して反応した。

 問題の発端となったのは、テバス会長が16日に自身の公式Xに投稿したコメント。同会長はレアル・マドリードTVが展開する批判報道について触れ、「この手法は、ナチス・ドイツの宣伝大臣ゲッベルスが用いたプロパガンダ戦術を彷彿とさせる」とし、バルセロナの審判買収疑惑であるネグレイラ事件や、審判の判定、ラ・リーガのスケジュールなどをめぐる同メディアの発信を非難していた。

 ナチスのプロパガンダを主導したヨーゼフ・ゲッベルス氏に例えられたことを受け、レアル・マドリードは同日中に反論の声明を発表。「スペインサッカー界で2つの要職に就く人物が、クラブの宣伝手法をナチス政権の手法と比較することで、クラブ、経営陣、そしてテレビ局の信用を失墜させようとしたことは、到底容認できない極めて重大な事態であると考えています」と述べ、ラ・リーガ会長およびスペインサッカー連盟副会長を兼務するテバス氏に強い不快感を示すとともに即時辞任を要求した。

 さらに声明の中では、「ハビエル・テバス氏の度重なる言動は、中立性、敬意、そして公平性の欠如を示しており、彼が担う組織としての重責とは一切相容れないものです。レアル・マドリード、そして透明性と改革を求める人々に対する彼の執拗な攻撃は、当クラブの見解では、スペインサッカー界にとって“真の害悪”です」とも綴っており、両者の対立は泥沼化の様相を呈している。

 そんななか、18日に行われ、レアル・マドリードが4-1で勝利したセビージャ戦では、サンティアゴ・ベルナベウの南スタンドにクラブと対立関係にあるテバス会長を標的とした、「No es fútbol, son Tebas y Negreira(これはサッカーではない、テバスとネグレイラだ)」と書かれた横断幕を掲げられた。

 さらに、サポーターたちは「テバスは辞任しろ!」、「ラポルタ(バルセロナ会長)は今も金を払っている!」、「ネグレイラが今も審判を操っている!」、「連盟は腐敗している!」といったスローガンを叫んでいたようだ。

 この一部サポーターによる行動にテバス会長は自身の公式Xで即座に反応。

「わずか2日で、事実が私の正しさを証明してくれた」

「10月16日の投稿で、私は『エル・デバテ(El Debate)』紙のトマス・ゴンサレス=マルティン氏が、レアル・マドリード首脳陣の主張を代弁する役割を担っていると指摘した。――私は彼らに、非常に具体的なことを求めた。それは、同ジャーナリストが示唆した『ネグレイラ事件』との比較を否定すること、そして、ラ・リーガが試合日程の決定においてレアル・マドリードに不利益を与えているという非難に対して反論することだ。私は彼らに対し、これまでクラブが行った試合日程変更の全要請リストを公開し、そのうち実際に認められたものがいくつあるのかを示すよう求めたのである」

「私は、受け入れられた要求事項を含めたすべての記録を求めている。それらが明らかになれば、『自分たちは迫害されている』という彼らの主張は完全に覆されるはずだ」

続けて同会長はは、自身を標的にした横断幕に言及し、フロレンティーノ・ペレス会長をはじめとするレアル・マドリードの指導部に対し、こう問いかけた。

「彼らはこれを『クラブ外部の意見』として片付けるつもりなのだろうか? 私がこれまで指摘してきた主張と完全に合致していることは、誰の目にも明らかだ」

「自分たちが発信し、拡散するメッセージがどのような結果をもたらすのかを理解する義務がある」と述べ、その責任を追及。そして「操作と嘘を繰り返す体質に陥っている」とも非難し、「不満を煽り、告発を繰り返し……自らを被害者として仕立て上げている」と指摘した。

 最後には「私の辞任を要求し続ければいい……。そうすればするほど、私がこれまで批判してきた通りの実態が、日を追うごとに浮き彫りになるだけだ」と締めくくっている。

 テバス会長とレアル・マドリードの間の対立は、収束の兆しを見せていないが、その対立は今後さらなる泥沼化となるのか…。

【投稿】テバス会長が長文でレアル・マドリードを批判