池原昭治さんが初の子ども向け絵本 埼玉県狭山市

空き家の85%、1年後も空き家

 童絵作家の池原昭治さん(87)=埼玉県狭山市在住=が、初の子ども向け民話絵本「みんわえほん かっぱのおくりもの」を制作した。池原さんはテレビアニメ「まんが日本昔ばなし」で演出・作画・美術を担当したほか、日本各地の民話や風景を描いてきた。絵本は狭山周辺に伝わるかっぱの話が題材。笹井(狭山市)の「たけ坊」、久米(所沢市)の「まんだら」、伊草(川島町)の「けさ坊」の3匹が登場し、いたずら好きなかっぱたちと馬方を巡る物語を描く。巻末にはかっぱの解説や3匹ゆかりの地図も収録した。
 また、池原さんの創作の歩みを紹介する企画展「童絵作家 池原昭治展 昔ばなしと旅するスケッチブック」が、狭山市立博物館で12月6日まで開催中。同館の開館35周年記念展で、池原さんが各地を歩いて民話を聞き取り、風景や人々を描いてきた過程を、スケッチブックや原画、絵コンテなど214点を通じて紹介する。原画やスケッチブックなど約9割が初公開となる。【もぎたて便】

〔写真説明〕絵本を持つ池原昭治氏=16日、埼玉県狭山市